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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 医学系研究科(修士課程・博士前期課程)看護学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 看護病態機能学II
かんごびようたいきのうがく2
Medical Science for Nursing II
単位数 2 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-MESC5002-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間
木曜日13・14限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 グループ学習室

担当教員 桝屋正浩、辻川真弓、玉木朋子(医学系研究科看護学専攻)、岩本卓也(附属病院薬剤部)、丸山一男(医学系研究科麻酔集中治療学)、中島亜矢子(附属病院リウマチ膠原病センター)、矢野 裕(附属病院糖尿病・代謝・内分泌内科)、藤本直紀(附属病院循環器内科)、杉本和史(附属病院消化器・肝臓内科)、高橋佳紀(附属病院感染症内科)

MASUYA Masahiro, TSUJIKAWA Mayumi, TAMAKI Tomoko, IWAMOTO Takuya, MARUYAMA Kazuo, NAKAJIMA Ayako, YANO Yutaka, FUJIMOTO Naoki, SUGIMOTO Kazushi, TAKAHASHI Yoshinori

実務経験のある教員 桝屋正浩、岩本卓也、丸山一男、中島亜矢子、矢野 裕、藤本直紀、杉本和史、高橋佳紀は医師または薬剤師としての実務経験を有する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 薬の効果や副作用の理解に必要とされる薬物体内動態や薬物相互作用について教授する。また、医薬品情報の特徴や入手方法、並びに代表的な慢性疾患の薬物治療の現状と動向についても教授する。さらに、薬剤使用時のアセスメントや判断、投与後の患者モニタリング、生活調整、回復力の促進、患者の服薬管理能力向上について、事例検討を通して探求する。
学修の目的 薬の効果や副作用の理解に必要とされる薬物体内動態や薬物相互作用、医薬品情報の特徴や利用方法について理解する。また、医薬品情報の特徴や利用方法、並びに代表的な慢性疾患の薬物治療の現状と動向、そして抗菌薬の適正使用についても理解する。さらに、講義で学んだ知識をもとに薬剤使用の判断、投与後の患者モニタリング、セルフマネジメント(生活調整、回復力)の促進などの必要性を理解し、看護アプローチを立案できる。
学修の到達目標 1.医薬品情報の種類、特徴、利用方法について説明できる。
2.薬物体内動態の概念とその制御因子について説明できる。
3.腎疾患や肝疾患時の薬物体内動態変動について説明できる。
4.薬物相互作用の概要について説明できる。
5.主な慢性疾患の薬物治療(自己免疫性疾患、糖尿病、造血器腫瘍、循環器疾患、疼痛緩和、肝疾患、感染症)の概要について説明できる。
6.薬剤使用時のアセスメントや判断、投与後の患者モニタリングについて説明できる。
7.生活調整、回復力の促進、患者の服薬管理能力向上などの看護アプローチについて立案できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席状況、小テスト、症例に関するレポート発表により総合的に評価する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 授業中に質問を促し、理解度を確認して、不十分な点は補足する。学生の授業評価の結果を参考に改善していく。
教科書
参考書 日本臨床薬理学会編、臨床薬理学(第4版)、医学書院、2017
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 講義の後半では各人が経験した症例での薬物療法での問題についてプレゼンテーションしていただくので、臨床をしている間に情報をまとめておくとよい。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 臨床薬理学
Key Word(s) Clinical pharmacology
学修内容 1.臨床薬理学のねらいと内容について
2.医薬品情報(添付文書、インタビューフォーム等)について
3.病態時の薬物体内動態
4.薬物相互作用
5.緊急応急処置時、脱水・電解質異常における薬物療法
6.リウマチ・膠原病の薬物療法
7.糖尿病の薬物療法
8.がんの薬物療法
9.循環器疾患の薬物療法
10.肝疾患の薬物療法
11.感染症診療における抗菌薬の適正使用
12.疼痛緩和の臨床薬理
13.薬物療法における看護
14−15.事例検討
  自身の専門分野で頻度高く使用される薬剤を使用する患者について、薬剤使用時のアセスメントや判断、投与後の患者モニタリング、生活調整、回復力の促進、患者の服薬管理能力向上に向けた看護アプローチを立案・発表し、事例検討の形で討議する。
事前・事後学修の内容 幅広い課題を扱い、課題についてまとめ、発表する機会も多くあり、調べる過程で見つけた文献等から好奇心をもって知識を広げてほしい。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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