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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・生命機能化学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 生物物理化学
せいぶつぶつりかがく
Biophysical Chemistry
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-2131-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 206室

担当教員 三宅 英雄(生物資源学部)

MIYAKE, Hideo

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 生命現象を分子レベルで定量的に理解するための基礎となる内容として,酸・塩基平衡,酵素反応速度論,および分光学の初歩を解説する.
学修の目的 生体内反応や生体高分子の構造や機能,およびそれらの解析方法について,定性的・定量的に理解する.この学習を通し,「物理化学」ともあわせて,物理化学的な考え方・学び方の基本を身につける.それらの知識や考え方を、生命現象に関連する他教科での学習内容と関連づけて理解できる。総じて分子レベルで見た生命(現象)像の確立に資することを目的とする.
学修の到達目標 生体分子,分光学,熱力学と相互作用,反応速度論,クロマトグラフィーと電気泳動,像の可視化−イメージング技術−,1分子についての知識を得る.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 期末テスト100%(2/3以上の出席を前提とする)
試験結果がボーダー近辺の場合, レポートの提出状況等を勘案することがある.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特になし。
Moodleに資料の掲載
参考書 「アトキンス物理化学要論」,「アトキンス生命科学のための物理化学」「化学・生命科学のための物理化学」「生命化学系のための物理化学」(いずれも東京化学同人)など。
授業では直接扱わない。
オフィスアワー 授業開講日の12:10~12:50,生物資源学部576室
メールで調整の上,上記時間以外でも対応する.
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 化学基礎I
発展科目 物理化学, 生理活性化学, 生物化学
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 生体分子,分光学、質量分析,流体力学,熱力学と相互作用,反応速度論,クロマトグラフィーと電気泳動,像の可視化−イメージング技術−,1分子
Key Word(s) biological molecule, spectroscopy, mass analysis, fluid mechanics, thermodynamics and interaction, Reaction rate, chromatography and electrophoresis, imaging technique, single-molecule
学修内容 第1回:生体分子
第2回:酸と塩基 基本概念
第3回:酸と塩基 緩衝液
第4回:分光学(ランベルト-ベールの法則)
第5回:分光学(紫外/可視分光法)
第6回:分光学(蛍光)とタンパク質の調製(クロマトグラフィーと電気泳動)
第7回:復習1
第8回:酵素反応速度論(迅速平衡法,ミカエリス・メンテン式の導き方)
第9回:酵素反応速度論(定常状態による速度式の導き方)
第10回:酵素反応速度論(酵素反応の阻害様式)
第11回: 酵素反応速度論(様々な阻害様式の導き方)
第12回:熱力学と相互作用
第13回:像の可視化−イメージング技術−
第14回:1分子の解析
第15回:復習2
(授業の状況を勘案して,15回目に期末試験を行い,16回目に答案返却と期末試験の解説などの「まとめ」をする場合がある.)
事前・事後学修の内容 Moodleに掲載している資料をダウンロードし,予習と復習を行うこと.

第1回. 事前 予習:生体分子(2時間, オンデマンド動画を含む)
    事後 復習:生体分子(2時間)
第2回. 事前 予習:酸と塩基 基本概念(2時間, オンデマンド動画を含む)
    事後 復習:酸と塩基 基本概念(2時間)
第3回. 事前 予習:酸と塩基 緩衝液(2時間, オンデマンド動画を含む)
    事後 復習:酸と塩基 緩衝液(2時間)
第4回. 事前 予習:分光学(ランベルト-ベールの法則)(2時間, オンデマンド動画を含む)
    事後 復習:分光学(ランベルト-ベールの法則)(2時間)
第5回. 事前 予習:分光学(紫外/可視分光法)(2時間, オンデマンド動画を含む)
    事後 復習:分光学(紫外/可視分光法)(2時間)
第6回. 事前 予習:分光学(蛍光)とタンパク質の調製(クロマトグラフィーと電気泳動)(2時間, オンデマンド動画を含む)
    事後 復習:分光学(蛍光)とタンパク質の調製(クロマトグラフィーと電気泳動)(2時間)
第7回. 事後 復習:上半期の復習(4時間, これまでの授業動画を含む)
第8回. 事前 予習:酵素反応速度論(迅速平衡法,ミカエリス・メンテン式の導き方)(2時間, オンデマンド動画を含む)
    事後 復習:酵素反応速度論(迅速平衡法,ミカエリス・メンテン式の導き方)(2時間)
第9回. 事前 予習:酵素反応速度論(定常状態による速度式の導き方)(2時間, オンデマンド動画を含む)
    事後 復習:酵素反応速度論(定常状態による速度式の導き方)(2時間)
第10回.事前 予習:酵素反応速度論(酵素反応の阻害様式)(2時間, オンデマンド動画を含む)
     事後 復習:酵素反応速度論(酵素反応の阻害様式)(2時間)
第11回.事前 予習:酵素反応速度論(様々な阻害様式の導き方)(2時間, オンデマンド動画を含む)
     事後 復習:酵素反応速度論(様々な阻害様式の導き方)(2時間)
第12回.事前 予習:熱力学と相互作用(2時間, オンデマンド動画を含む)
     事後 復習:熱力学と相互作用(2時間)
第13回.事前 予習:像の可視化−イメージング技術−(2時間, オンデマンド動画を含む)
     事後 復習:像の可視化−イメージング技術−(2時間)
第14回.事前 予習:1分子の解析(2時間, オンデマンド動画を含む)
     事後 復習:1分子の解析(2時間)
第15回.事後 復習:下半期の復習(4時間, これまでの授業動画を含む)
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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