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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 全学科・全教育コース
学部(学士課程) : 1年次
選択・必修 必修
授業科目名 生物資源学総論
せいぶつしげんがくそうろん
Philosophy of Bioresource Sciences
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Comn-1011-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部棟大講義室

担当教員 ○野中 寛他

○Hiroshi NONAKA

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 生物資源学が,自然科学のほとんどすべての分野と社会科学の一部の分野にまたがる総合科学であることを,地球や生命の歴史をたどりながら解説する.生物資源が人間社会に対して持つ食料的,素材的,環境的側面の歴史的展開とその評価について説明する.また,生命倫理,環境倫理,技術倫理,倫理規範関連技術,IT技術の現状などをふまえ,生物資源と人間社会との関係の歴史の中から,生物資源学の現代的課題を説明する.さらに、三重の地域をフィールドに、「三重を知る」、「地域を学ぶ」実践を行う.
学修の目的 学際的アプローチにより,生物資源学に関する問題を自ら発見し,自ら解いていく学習姿勢と基礎的能力を身につける.
学修の到達目標 学際的アプローチにより,生物資源学に関する問題を自ら発見し,自ら解いていく学習姿勢と基礎的能力を身につけることにより,生物資源学の現代的課題を説明することができる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 定期試験100%.試験受験資格は,毎回の講義ごとのレスポンスカードが全開講回数の2/3以上提出され,それぞれ内容が適切であることを前提とし,2/3以上の出席・提出がない場合は,期末試験の受験資格がない.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 各講義毎に紹介する
参考書 参考書 『全地球史解読』(熊澤ら,東京大学出版会),
『農学原論』(祖田修,岩波書店),
『生命を捉えなおす』(清水博,中央公論社),
『農林水産技術者の倫理』(祖田修外,農文協)
オフィスアワー 各回の授業担当者が随時対応
受講要件 新聞・雑誌を読み,ニュースをみるなど社会的な事柄に関心を持つ.
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
環境教育に関連した科目
COC+「地域志向科目群の対象科目」

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 生物資源,自然,農林水産業,技術,資源と環境,持続性,地球システム,生態系,情報技術,食の安全・安心
Key Word(s) Bioresources, Nature, Agriculture, Forestry and Fisheries, Technology, Resource and environment, Sustainability, Earth system, Ecosystem,Information technology, Food safety and security
学修内容 【講義予定】
講義主担当教員:野中
 1回目 4/13 奥村 あなたの遺伝子わたしの遺伝子
 2回目 4/20 福﨑 今、立ち止まって考える室内空間の微生物制御
 3回目 4/27 飯島 北極周辺、凍土の融ける大地でおきていること
 4回目 5/11 森阪 尾鷲のとある漁港に現れた1頭のイルカをめぐって
 5回目 5/18 木村妙 サイレントエイリアン:海の外来生物
 6回目 5/25 渡辺 みんなを支える土壌:足もとでなにが起こっているのか?
 7回目 6/1  松尾 環境変動に対する森林の応答:雨が増えると熱帯落葉樹林は常緑樹林に変わる?
 8回目 6/8  野中 バイオマス:生物資源をエネルギーや材料に使う
 9回目 6/15 諏訪部 品種改良のための植物生命科学
 10回目 6/22 伴 ウシやヒツジはなぜ牧草だけで生きられるのか?
 11回目 6/29 関谷 「美味しい」こそが品種選択のモチベーション。それは世界共通?
 12回目 7/06 福島 農業・食料 × エンジニアリング × データサイエンス
 13回目 7/13 岡島 農業を支える農業用水
 14回目 7/20 増田 薬はどのように創られるか?
 15回目 7/27 伊藤智 肌寿命50年を引き伸ばすためにあなたがすべきこと
 16回目 8/03 定期試験を予定
事前・事後学修の内容 ムードルを活用して、配布資料の予習・復習、発展学習を着実に行うこと。
1. 事前学修 生物全般の復習2時間 事後学修 生物学と遺伝子2時間
2. 事前学修 生物学基礎2時間 事後学修 微生物2時間
3. 事前学修 地学基礎2時間 事後学修 北極圏2時間
4. 事前学修 生物学基礎2時間 事後学修 イルカについて2時間
5. 事前学修 海洋生物について2時間 事後学修 外来生物2時間
6. 事前学修 地学2時間 事後学修 土壌2時間
7. 事前学修 植物2時間 事後学修 森林2時間
8. 事前学修 樹木2時間 事後学修 木質バイオマス2時間
9. 事前学修 生物2時間 事後学修 品種2時間
10. 事前学修 動物2時間 事後学修 家畜2時間
11. 事前学修 品種2時間 事後学修 品種2時間
12. 事前学修 農業2時間 事後学修 食料工学2時間
13. 事前学修 農業2時間 事後学修 農業工学2時間
14. 事前学修 化学2時間 事後学修 薬品2時間
15. 事前学修 化学2時間 事後学修 健康科学2時間
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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