三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 全学が開講する教職に関する科目(教育学部学生を除く)
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
高校免許(地理・歴史)の取得に必要な科目です
授業科目名 地理・歴史科教育法
ちり・れきしかきょういくほう
Methodology of Geography and History Education
単位数 4 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間 月曜日 7, 8時限
どちらの分野でも合格することが必要である。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 深草 正博(非常勤講師)

FUKAKUSA,Masahiro

SDGsの目標
連絡事項 第1回授業から対面で行います。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 高等学校地理歴史科教育とはどのような目的で,どのような内容や方法があるのかるのかをつかむ。また,地理教育における現代世界の諸課題や歴史教育における文化と環境を取り上げる意義を理解する。
学修の目的 高等学校の地理歴史科教育ではどのような視点から授業を組み立てていけばよいのかをつかむ。
学修の到達目標 高等学校の地理歴史科教育のカリキュラムと単元構成をつかみ,授業構成の背景を説明することができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

地理教育における地球的課題や歴史教育における文化と環境の関係について感じ,考えてほしい。

成績評価方法と基準 「参加態度(出席)」= 25%,「提出物」= 25%,「レポート」= 25%,「テスト」= 25%
地理と歴史を合算して総合的に評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎年,一部の内容を変更していく。アンケートをとり,講義の内容について学生の意見から取り入れることが可能な部分を改善する。
教科書 高等学校学習指導要領解説地理歴史編 教育出版(購入)
参考書 社会認識教育学会編『地理歴史科教育』学術図書出版(参考)
『データブックオブザワールド』二宮書店(参考)
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目 社会科教育法Ⅰa orⅠb ・社会科教育法Ⅱa or Ⅱb
発展科目 高等学校地理歴史科専門科目
その他 通年4単位となる。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 地理歴史科,高等学校地理教育,高等学校歴史教育,現代世界の諸課題,文化と環境
Key Word(s) Department of geography and history, High school geography education, High school history education, The issues of the present world, Culture and environment
学修内容 地理後期
1.地理の評価問題
2.高校地理歴史科の創設の背景
3.高校地理教育の目標
4.高校地理教育の内容構成  
5.地誌の内容構成
6.地誌の指導計画
7.系統地理の内容構成
8.系統地理の指導計画
9.テーマ地理の内容構成
10. テーマ地理の指導計画
11. 現代世界の諸課題のレポート作成方法
12. 現代世界の諸課題のレポート作成
13. 地誌の評価問題
14. 系統地理・テーマ地理の評価問題
15. 現代世界の諸課題のレポート発表

歴史前期
1.高等学校地理歴史科歴史教育の目標と内容構成
2.これまでの世界史学習における問題点の考察
3.ヨーロッパ中心史観からの脱却としての「グローバルな見方」と文明の生態史観
4.ヨーロッパ中心史観とは-ヘーゲルとマルクス-  
5.ヨーロッパ中心史観からの脱却としての「対抗的な見方」
6.戦後歴史学と東独・ソ連崩壊後の新しい歴史学の動向
7.イスラム世界の捉え方-イスラムネットワーク-
8.イスラム世界の捉え方-宗教と文化-
9.インド世界の捉え方
10. 中国世界の捉え方 
11. 世界史の中で日本史を考える-古代から中世-
12. 世界史の中で日本史を考える-近世から現代-
13. 環境と歴史-世界史と気候-
14. 環境と歴史-日本史と気候-
15. 森林破壊と世界史
事前・事後学修の内容 基本的に講義中にやれなかったプリントの残りなどを次の時間までに行う。講義に関わるレポートを提出する。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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