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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・社会 | |
科目名 | 外国史 | |
がいこくし | ||
World History | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 70-72 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 |
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授業科目名 | 西洋史概論Ⅱ | |
せいようしがいろんⅡ | ||
Studies on Occidental History Ⅱ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ED-FHIS-2
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期集中 |
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開講時間 |
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授業形態 |
* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 北村暁夫 | |
KITAMURA Akeo | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 近現代ヨーロッパにおける国民国家nation-state とナショナリズムの形成と変容の歴史を概観することを通じて、現代世界におけるナショナリズムをめぐる諸問題を歴史的に相対化する視点を養うことを目標とする。具体的には、フランス革命、19世紀の自由主義の展開、帝国主義、二つの世界大戦、ファシズム、社会主義、冷戦体制、ヨーロッパ連合といった諸トピックと国民国家、ナショナリズムとの関わりに焦点をあてながら、通史的に論じていく。また、近年の「帝国論」とも関連させて論じる。 |
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学修の目的 | 学習の目的①19~20世紀の欧米の歴史に関する知識を深める。 学習の目的②19~20世紀という時代を通じて、欧米の社会に対する理解力を高める。 学習の目的③近現代史を理解するための方法論を探究する。 学習の目的④国民国家の変容とグローバル化に関する理解を深める。 学習の目的⑤「帝国論」の新たな展開に関する理解を深める。 |
学修の到達目標 | 到達目標①19~20世紀の欧米の歴史に関する基本的な知識を身につける。 到達目標②19~20世紀という時代を通じて、欧米の社会に対する理解力を身につける。 到達目標③地域社会の歴史を理解するための方法論の基本を身につける。 到達目標④19~20世紀における国民国家の形成と変容に対する知識と理解を身につける。 到達目標⑤グローバル化の実態に関する知識と理解力を身につける。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業時間中のコメントシート30%、授業最後に行う小テスト30%、レポート40% 合計100%(うち60%以上で合格) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) グループ学習の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 学生によるコメントシートを小まめにチェックし、学生からの要望に素早く対応する。 |
教科書 | 特に使用しない。 |
参考書 | 授業の最初に参考文献一覧を提示する。 |
オフィスアワー | 集中講義期間中の授業終了後、毎日30分、場所は社会科事務室とする。 |
受講要件 | 特に設定しない。 |
予め履修が望ましい科目 | 外国史概論 |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | フランス革命 国民国家 ナショナリズム 産業革命 自由主義 総力戦 ロシア革命 社会主義 ファシズム 冷戦体制 ヨーロッパ統合 移民・難民問題 |
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Key Word(s) | French Revolution, nation-state, nationalism, Industrial Revolution, liberalism total war, Russian Revolution, socialism, fascism, Cold War Eueropean Integration, emigration, refugee |
学修内容 | 第1回 オリエンテーション 「国民国家論」とナショナル・ヒストリー 第2回 近世国家の諸特徴 第3回 フランス革命とナショナリズム 第4回 19世紀の国民国家形成 ―学校教育を中心に 第5回 自由主義とナショナリズム 第6回 帝国主義とナショナリズム ―民権と国権 第7回 植民地帝国と「国民」概念 第8回 第一次世界大戦と「挙国一致」 第9回 ロシア革命とナショナリズム 第10回 ファシズムの特質 第11回 ナチズムとホロコースト 第12回 第二次世界大戦と冷戦体制の成立 第13回 ヨーロッパ統合と地域主義 第14回 冷戦の崩壊とナショナリズムの「復活」 第15回 まとめ |
事前・事後学修の内容 | 事前に高等学校の世界史教科書(世界史Bが望ましい)の当該部分(欧米の19~20世紀史)に目を通し、基本的な出来事、歴史の流れについて理解しておくことが求められる。また、事後にはレポート作成も兼ねて、当該授業に関連する文献(基本的な文献については授業の最初に参考文献一覧を提示する)を複数(多ければ多いほどよい)目を通して、理解を深めることが求められる。 |
事前学修の時間:60分/回 事後学修の時間:60分/回 |