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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 特殊講義 ラテンアメリカの人類学 | |
とくしゅこうぎ らてんあめりかのじんるいがく | ||
Special Lecture in Latin American Anthropology | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | humn-cult2100-390
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 7, 8時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 河邉 真次 | |
KAWABE, Shinji | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 人間にとって「文化とは何か?」という問いにさまざまな形で取り組んできた文化人類学において、ラテンアメリカはつねに刺激的なフィールドであり続けてきた。同時に、ラテンアメリカの民族誌的事例から文化人類学全体へと影響を与えたテーマも少なくない。本講義では、ラテンアメリカの文化人類学研究における主要テーマを取り上げ、文化人類学の理論的枠組みと照応しつつ、当該地域の文化的・民族誌的現在とその問題系にアプローチする。 |
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学修の目的 | 近年、ラテンアメリカ地域への日本企業の積極的な進出やTPP協定をめぐる動きなどを通じて、日本とラテンアメリカとの国際関係はより密接になってきており、今後ラテンアメリカに関する情報量や人的交流の機会がますます増えていくと予想される。その際、地理的にも文化的にも日本から最も遠いラテンアメリカにおいて、人びとがどのような社会文化的状況で生きているのか、日本との違いは何か、その違いの背景にあるものは何かといった、ラテンアメリカ文化理解のためのまなざしを養うことができる。また、文化人類学の理論的枠組みを学ぶことによって比較文化の視座を獲得することができる。 |
学修の到達目標 | 本講義を通じて、文化人類学の理論的枠組に即してラテンアメリカ文化を理解するまなざしを養うとともに、自分化を含む世界の他地域との比較を通じて、ラテンアメリカ特有の文化事象について建設的な議論ができるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業時のコメントペーパー30%、レポート70%、計100%(60%以上で合格) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 授業時のミニッツペーパーに学生からの質問・要望事項を自由に記述させ、可能な範囲で授業に反映する。また、受講者の関心を高めるため、各講義テーマに関するラテンアメリカの現在を紹介する画像・映像を適宜提示する。 |
教科書 | 使用しない。 |
参考書 | 石黒馨・初谷譲次編著『創造するコミュニティ―ラテンアメリカの社会関係資本』、晃洋書房、2014年。 加藤隆浩編『ラテンアメリカの民衆文化』、行路社、2009年。 綾部恒雄監修、黒田悦子・木村秀雄編『講座 世界の先住民族―ファースト・ピープルズの現在― 08 中米・カリブ海・南米』、明石書店、2007年。 |
オフィスアワー | 授業の前後に講師控室にて受け付ける。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | ラテンアメリカ、文化人類学、異文化理解 |
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Key Word(s) | Latin America, Cultural Anthropology, cross-cultural understanding |
学修内容 | 1.オリエンテーション―ラテンアメリカと人類学― 2.ラテンアメリカの人類学の特徴 3.二つの文化の遭遇①: 発見・征服期 4.二つの文化の遭遇②: 植民地期 5.先史学と人類学 6.エスノヒストリー 7.絵文書と年代記 8.農民と農村社会 9.擬制的親族関係(コンパドラスゴ) 10.インディヘニスモ 11.開発をめぐる諸問題 12.宗教的習合(シンクレティズム) 13.聖なるものと巡礼 14.文化遺産と観光 15.講義の総括 |
事前・事後学修の内容 | 【事前学修】 ・各回のテーマに関して、新聞やインターネットを利用して事前に情報を収集する ・講義資料を読み、学術用語や地域情報を調べる 【事後学修】 ・授業内容を整理し、独自の講義ノートを作成する ・授業の中で紹介する参考図書を読む |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |