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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 海洋生命分子化学特別研究Ⅰ | |
かいようせいめいぶんしかがくとくべつけんきゅうⅠ | ||
Special Research of Marine Life Science and Molecular Chemistry Ⅰ | ||
単位数 | 4 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-6262-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
通年 |
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開講時間 |
指導教員および関連教員に確認すること. |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 指導教員および関連教員に確認すること. | |
担当教員 | 指導教員および関連教員(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻海洋生命分子化学講座) | |
Academic supervisors and related staff | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 海洋生命分⼦化学講座の7教育研究分野(海洋生物化学,⽔圏生物利用学(⽔圏材料分⼦化学),生物物性学,生体⾼分⼦化学,海洋微生物学,⽔産物品質学,海洋⾷糧化学)のいずれかに配属し,指導教員の教育研究指導の下で特別研究に取り組む.特別研究を通して,研究者に必要な研究能力・技術等を修得する. |
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学修の目的 | 特別研究を遂行する上で必要となる専⾨知識,実験技術,研究計画・展開⼒,研究成果のまとめ⽅や発表法を修得させる. |
学修の到達目標 | 特別研究を遂⾏する上で必要となる専⾨知識や実験技術を修得し,研究計画の設定,関連文献・資料の収集,研究課題の抽出,研究結果の解釈と応用・展開,研究結果の発表等ができるようになる. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 特別研究への取り組み姿勢・態度,特別研究の課題や関連する先端研究学習への取り組み,特別研究成果の発表能力等を基に,総合的に評価する.評価は,指導教員および複数の教員と共に総合的に評価する. |
授業の方法 | 講義 演習 実験 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 指導教員が適宜紹介する. |
参考書 | 指導教員が適宜紹介する. |
オフィスアワー | 指導教員が随時対応する. |
受講要件 | 実験には危険が伴うので,学生教育研究災害傷害保険には必ず加⼊すること. |
予め履修が望ましい科目 | 海洋生命分子化学特論,各教育研究分野が開講する授業科目 |
発展科目 | 海洋生命分子化学特別研究Ⅱ |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 海洋生物化学,⽔圏生物利用学(⽔圏材料分⼦化学),生物物性学,生体⾼分⼦化学,海洋微生物学,⽔産物品質学,海洋⾷糧化学 |
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Key Word(s) | Marine Biochemistry,Utilization of Aquatic Bioresources,Biophysical Science,Muscle Biology,Marine Microbiology,Quality in Marine Products,Marine Food Chemistry |
学修内容 | 特別研究に関連する学術論⽂や専⾨書を収集して内容を理解・整理し,特別研究の背景,⽬的,計画(⽅法),予想される研究結果とその意義等を明確にする.特別研究内容・成果について適宜報告資料としてまとめ,研究の問題・課題点や今後の展開について,指導教員および関連教員と議論する.これらを通して,特別研究成果を学位論⽂にまとめると共に,論⽂発表会や専⾨学会で発表するための能⼒を⾝につける. 「海洋生物化学」教育研究分野では,柿沼および五十嵐 教員が大型藻類と軟体動物由来の生理機能成分の探索及び遺伝子情報を活用した細胞内の形質発現における分子機構の解析を行い,海洋生物資源の利用・保全に関わる学理と技術の教育研究を行う。 「⽔圏生物利用学」教育研究分野では,田丸 教員が魚介類由来の有用物質の抽出並びに未利用資源の開発を目指ざすと共に,遺伝子操作を用いて品種改良のための原理と技術の教育研究を行う。また,化学物質と生体の相互作用を遺伝子レベルで解明する技術やシステム生物学に関する教育研究を行う。 「⽔圏材料分⼦化学」教育研究分野では,伊藤 教員が水棲生物や水産加工で発生する加工残渣から高機能性成分を探索し,それらを用いた疾患モデル細胞およびモデル動物における表現型による評価を行うと共に,細胞情報学的観点から栄養科学に関する教育研究を行う。 「生物物性学」教育研究分野では,大井 教員が生体内でのATP由来の化学的エネルギーが力学的エネルギーに変換されて細胞内タンパク質に作用して細胞機能を維持する機構を解析すると共に,食品としての魚肉抽出タンパク質の保蔵や加工技術に関する教育研究を行う。 「生体⾼分⼦化学」教育研究分野では,舩原 教員が水中の環境に訓化した魚介類の形態と機能を担う遺伝子又は機能発現タンパク質などの生体高分子の情報・構造および機能を分子レベルで解析して,その学理と技術に関する教育研究を行う。 「海洋微生物学」教育研究分野では,田中 教員が海洋から有用微生物の探索と単離を行い,生理学的特性などの解析並びに有効活用するための方法論・技術を研究する。また,福﨑 教員が食品微生物の制御に関する洗浄および殺菌技術の最適化を目的とした界面化学的解析を基にした教育研究を行う。 「⽔産物品質学」教育研究分野では,青木 教員が魚類の鮮度保持に関連する酵素や血液成分の機能と構造を解析し,食品の品質および食品衛生に関する研究,また岡﨑 教員が水産資源由来の有用タンパク質を対象とした遺伝子の探索・機能解析に関する教育研究を,分子生物学および生物工学に基づいて行う。 「海洋⾷糧化学」教育研究分野では,柴田 教員が海藻由来のフェノール性化合物や色素・糖質・脂質などの有用物質の探索,並びにそれらを三次元機能成分とした利用と開発を目指した研究を行う。また,それらを対象とした分子構造の推定や細胞を用いた生理機能の評価,代謝物解析に関する教育研究を行う。 |
事前・事後学修の内容 | 特別研究に関する最新の学術論⽂や専⾨書の内容を理解しておく.その上で,特別研究成果を適宜まとめ,指導教員および関連教員との議論を通して特別研究の問題点を把握し,今後の研究展開について考える. |
事前学修の時間:60分/回 事後学修の時間:120分/回 |