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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)資源循環学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 遺伝子工学演習 | |
いでんしこうがくえんしゅう | ||
Seminar on Molecular Engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Reso-5172-010
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
通年 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4時限 受講生の都合を考慮して、開講曜日・時限を変更する場合があります。 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源学研究科 370室(変更の可能性がありますので、初回の講義前にe-mail等で連絡します)。 新型コロナウイルス感染症の拡大状況等により、対面授業・ハイブリッド授業・遠隔授業のいずれかになる場合があります。 |
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担当教員 | 土屋 亨(地域イノベーション推進機構/先端科学研究支援センター/准教授) | |
Tohru TSUCHIYA | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 遺伝子工学や分子生物学的解析手法を利用した最近の学術論文を題材に、プレゼンテーションとディスカッションを行うことで理解を深める。 |
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学修の目的 | 新たな分子生物学的解析手法や遺伝子工学技術の基本を理解し、その応用的利用について学ぶ。 |
学修の到達目標 | 新たな分子生物学的解析手法や遺伝子工学技術を理解し、遺伝子解析から生命現象を理解・解明する応用力を習得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 出席状況、プレゼンテーション、ディスカッションへの参加、レポートなどにより総合的に評価する。 |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
プロジェクト型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 受講者間の活発な討論を誘導し、受講者の主体的な取り組みが進むべく配慮する。また、授業内で改善点を受講者から聞き取り、その後の授業に取り入れ改善する。 |
教科書 | 特に設定しない。必要な場合は授業中に指定するか、教員側から提供する。 |
参考書 | 特に設定しない。必要な場合は授業中に紹介する。 |
オフィスアワー | 講義終了後:講義を行う教室にて。それ以外の時間は、予め問い合わせた上で、地域イノベーション推進機構/先端科学研究支援センター/植物機能ゲノミクス(遺伝子実験施設)207室にて。(tsuchiya@gene.mie-u.ac.jp) 新型コロナウイルス感染症の拡大状況等により、ハイブリッド授業・遠隔授業のいずれかになる場合は、講義終了後、オンラインにて。 |
受講要件 | 遺伝子工学、分子生物学などに興味があること。 |
予め履修が望ましい科目 | 分子生物学、分子細胞生物学、植物育種学、植物生理学など |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=10519 |
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キーワード | 遺伝子工学、ゲノム、遺伝子操作・ゲノム編集、植物育種、new plant breeding techniques、植物生殖生理、植物分子生物学 |
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Key Word(s) | genetic engineering, genome, genome edit, plant breeding new plant breeding techniques, plant molecular biology |
学修内容 | 各回とも、教員による講義形式での解説を行った後に、受講生による関連論文に基いたプレゼンテーションを行う。 第1回:ガイダンス・遺伝子工学の概要 第2回:遺伝子工学で使用する生物 第3回:核酸の構造と特徴 第4回:制限と修飾 第5回:遺伝子工学で利用する酵素 第6回:遺伝子工学で利用するベクター 第7回:DNAの精製と電気泳動による分離 第8回:mRNAの精製とcDNAの合成・ライブラリー 第9回:伝統的なクローニング手法 第10回:新たな組換えDNA分子構築法 第11回:ハイブリダイゼーションによる分子の検出 第12回:DNAの塩基配列の決定 第13回:PCRによる目的DNAの増幅 第14回:PCRを利用した様々な解析(RT-PCR, qPCRなど) 第15回:遺伝子多型の解析(RFLP, RAPD, AFLP/AMFなど) 第16回:タンパク質の分画と精製 第17回:タンパク質の分離・クロマトグラフィー 第18回:タンパク質の電気泳動 第19回:タンパク質のアミノ酸配列の決定 第20回:タンパク質発現系 第21回:抗体を用いたタンパク質の検出 第22回:遺伝子発現解析(転写量の定量、転写開始点の同定など) 第23回:遺伝子発現解析(DNAマイクロアレイ) 第24回:タンパク質発現解析(発現量の定量、ELISAなど) 第25回:タンパク質間相互作用解析(プルダウン、表面プラズモン、Y2Hなど) 第26回:タンパク質局在の解析法 第27回:情報高分子間の相互採用解析(ゲルシフト、フットプリントなど) 第28回:遺伝子組換え生物の作出法(動物、植物、酵母・真菌) 第29回:レポーターアッセイ 第30回:ゲノム工学とRNA工学、タンパク質工学 |
事前・事後学修の内容 | 受講者は、Moodleに掲載している資料を授業前に確認し、疑問点などを挙げておき授業中に質問する。 また、授業前に論文を精読し、疑問点を予め複数挙げておく。当該事項に関しては、授業内で積極的に理解するように努める。授業後には、論文の内容やディスカッションの内容について箇条書きにまとめ、自らの研究課題との関連を考察する(レポートとして提出を求める場合がある)。 第1回〜第30回 事前学修:Moodleにて提供する講義資料を基にした自己学習(予習)と、提供する論文の内容理解・図表等の解釈(1時間) 事後学修:講義で提供した情報の復習と関連文献に基づく自己学習(復習)と、論文内容の再確認と復習(1時間) |
事前学修の時間:60分/回 事後学修の時間:60分/回 |