三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 経済学A
けいざいがくえー
Economics A
授業テーマ マクロ経済学入門
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-comp-ECON1111-002
開放科目 非開放科目    
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 渡邉 隆俊(非常勤講師)

WATANABE Takatoshi

twata@dpc.agu.ac.jp

SDGsの目標
連絡事項 「経済学A」 Moodleのコース 
URL 以下でアクセスしてください。
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=7986

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 「経済学」は,社会科学の基本科目のひとつであるが,その基礎的な理論のうち,社会全体の立場から経済を考察するのが「マクロ経済学」である.本講義では,経済学成立の流れの中でマクロ経済学の立脚点を明らかにすることを皮切りに,マクロ経済学を基礎から概説する.
学修の目的 複雑な経済事象を理解するためには,現状の把握や基礎理論を学ぶ必要がある.本講義では,マクロ経済学の基礎的な理論ないしは諸概念であるGDP,財市場・金融(貨幣)市場・労働市場の分析等を踏まえて,IS-LM分析,マンデル=フレミングモデルについて理解する.加えて,これらの学修成果を通じて,様々な経済事象を経済学的かつ適切な専門用語を用いて論じることができるようになることを目的とする.
学修の到達目標 マクロ経済学の諸概念を基礎知識を獲得し,それを用いて様々な経済事象を経済学的に説明することができる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎回の授業ごとの小レポート14回(3点×14=42点),期末に掲出する小論文2回(25点+33点=58点),合計100点満点で評価
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業アンケートは、開講後初めて実施する予定である。
教科書 家森信善(2017)『マクロ経済学の基礎』中央経済社.2,000円+税
参考書 中村勝克(2015)『基本講義 マクロ経済学』新世社.2,450円+税
オフィスアワー 講義終了後,教室にて対応.(学内連絡窓口:人文学部・朝日幸代教授)
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 なし
発展科目 近代経済学,マクロ経済学(ともに人文学部開講)
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード マクロ経済学,経済理論
Key Word(s) Macroeconomics, Economic Theory
学修内容 第1回 マクロ経済学概説 (マクロ経済学とはどんな学問か,身近なマクロ経済変数)
第2回 マクロ経済学と日本経済 (経済成長率,失業率,物価,株価,国際収支,外国為替レート)
第3回 GDP概説 (GDPの概念,GDPと所得,名目と実質,GDP統計,GDPの三面等価,GDPギャップ)
第4回 消費と貯蓄 (消費関数,日本の消費関数と貯蓄)
第5回 企業の投資 (投資の概念,投資の決定要因,日本の投資関数)
第6回 政府の支出 (政府財政の状況,財政の役割,財政支出と景気の関係,財政赤字の意味)
第7回 総需要の経済学 (45度線モデル,乗数理論、貯蓄のパラドックス)
第8回 金融市場の分析 (貨幣の役割,貨幣創造,貨幣需要の理論,マクロ金融政策)
第9回 IS=LMモデル (IS曲線の導出とその性質,LM曲線の導出とその性質)
第10回 IS=LMモデルを使った分析 (財政・金融政策の効果,経済構造と経済政策の効果)
第11回 物価の分析1 (総需要曲線,総供給曲線)
第12回 物価の分析2 (金融・財政政策の物価への影響)
第13回 国際版IS=LM分析(マンデル=フレミングモデル)1 (国際版IS曲線とLM曲線)
第14回 国際版IS=LM分析(マンデル=フレミングモデル)2 (財政・金融政策の効果)
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 事前学修:あらかじめ資料を配布するので,必ず講義前に予習すること.
事後学修:原則,毎回当日の小レポート(講義のまとめとコメント)を課す.これらを積み重ねて理解を深めること.
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University