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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
他高等教育機関との相互開放科目となる
授業科目名 日本理解特殊講義
にほんりかいとくしゅこうぎ
Lecture Course in Understanding Japan
授業テーマ 医療・健康・福祉実践
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-comp-JLEC1111-005
開放科目 開放科目    
 
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

前期集中

開講時間
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 代表者:志垣智子(三重大学)
ゲストスピーカー:富田 泰成(津市消防本部), 河尻 純平(鈴鹿医療科学大学底力教育センター), ,森本真之助(伊勢赤十字病院救急部)、濱口政也(くまのなる診療所)、平井孝幸(産業医)、岩田潤史(志摩市介護サービス事業者連絡会), 江角 悠太(志摩市民病院), 岩下義明(島根大学医学部救急医学講座),今井寛(三重大学医学部附属病院救命救急センター)

SHIGAKI,Tomoko
TOMITA, Yasunari KAWAJIRI, Junpei MORIMOTO, Shinnosuke HAMAGUCHI, Masaya HIRAI, Takayuki IWATA, Jyunshi ESUMI, Yuta IWASHITA, Hiroaki IMAI, Hiroshi

shigaki.tomoko@dhier.mie-u.ac.jp

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 三重県の重点課題である医療・健康・福祉に対して、主に僻地(離島)医療の観点から学修を行なう。局地的に過疎高齢化が進む離島地域において、予防的アプローチでの健康長寿、在宅型の地域包括ケアを中心とした福祉、急性期から慢性期に対応する医療といった各領域の横断的取組みについて理解を深める。医療のみならず、地域事業としての福祉、健康を目的とした各種取組みを知ることにより、自治体や地域団体の役割を考察し提案していく機会を設ける。
学修の目的 高齢化社会において医療費・社会保障費の増大は国家財政や自治体業務の大きな割合を占める。とくに離島のような過疎地域は課題先進地域と言われ、予防医療や地域包括ケアシステムといった取組みが始まっている。他方で健康長寿に対する欲求は人類の普遍的なコンテンツとして、健康食や身体づくりを交えたヘルスツーリズムのような観光と結び付いた地域資源の発掘や、QOL(Quality of Life)やADL(Activities of Daily Living)の向上を目指した地域づくりなど、その応用範囲は多岐に渡る。
本科目においては医療分野に限定せず、健康や福祉をテーマにした各種取組みを専門分野の先生方による講義を通して、分野横断的に研究・実践できる視野を修得するものである。地域課題を主体的に考え、グループワークにおいて専門性の異なる他者と議論し、地域の社会人に対してプレゼンテーションするといった一連のカリキュラムによって、地域イノベーションを実践する人材育成を目指す。
学修の到達目標 三重県における社会的事象(僻地医療、地域包括ケア等)を深く理解し、関連する諸分野の知識を統合し、理想的な地域の有り様を探究する。本科目では、3〜4人のグループワークを通して地域課題(「医療・健康・福祉」)を発見し、それについて深い分析・考察を加え、その成果を効果的に表現する事で、自らの考えを社会に還元することができる。

地域住民や社会人といった異なる立場の人たちにインタビューし、その内容に対してグループ討議を経てそれぞれの専門性に則った意見を述べることで主体性を発揮できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業への積極的な参加40%、成果発表30%、レポート30%
授業の方法 講義 実習

授業の特徴

PBL

プロジェクト型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 ・受講前後において理解度評価方法(ルーブリック)を実施する
・授業改善アンケートを実施する
教科書 なし
参考書 なし
オフィスアワー 事前に連絡すること
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 現代社会理解特殊講義(授業テーマ:三重の産業)、日本理解特殊講義(授業テーマ:三重の歴史と文化)、三重学(授業テーマ:食と観光実践)、現代社会理解実践(授業テーマ:次世代産業実践)
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 僻地医療、救急医療、討論、口頭発表
Key Word(s) Remote Healthcare, Emergency Medicine, Oral Discussion, Verbal Presentation
学修内容 ◇8月21日(土)オンライン・ライブ形式
10:30-12:00 三重県の救急医療(ドクターヘリ含)    今井先生(三重大学)
12:00-13:00 休憩
13:00-14:00 消防救急 津市(富田)・志摩広域消防組合(藤谷)
14:00-15:30 救急医療と地方創生(振興)
~フリートーク~      
「医療者の家族を巻き込む」「高校生を巻き込む」等
                           岩下先生(島根大学)
                           森本先生(伊勢赤十字病院救急部)
                           濱口先生(くまのなる診療所)
                           平井先生(産業医)
15:30-16:30(-17:00まで可) 
グループワーク(課題の整理&発表)
適宜休憩を挟む

◇8月28日(土)オンライン・ライブ形式 
10:00-10:40 医療と介護の連携              岩田潤史(志摩市介護事業所連絡協議会)
10:40-11:30 あなたが志摩市出身だったら         江角悠太(志摩市民病院)
11:30-13:00 休憩
13:00-14:30 グループワーク①「志摩市に居住する自分の祖父母を幸せにするために」
14:30-14:40 休憩
14:40-16:10 グループワーク②「志摩市に居住する自分の両親を幸せにするために」
16:20-17:30 各人まとめ(2分プレゼン、各先生よりフィードバック)/ 質問タイム


《注意》:現時点での学習内容となり、実際の授業実施に際しては変更の可能性もある。
事前・事後学修の内容 ○事前学習 6月19日㈯ オンライン・ライブ形式
10:00-12:00 授業のオリエンテーション 
12:00-13:00 昼食
13:00-14:00 志摩地域の現状
14:00-15:30 医療・健康・福祉について    河尻純平(鈴鹿医療科学大学)
15:30-17:00 グループワーク

○事後学習 9月3日㈮ オンライン・ライブ形式
10:00-12:00 グループワーク① 
12:00-13:00 休憩
13:00-15:00 グループワーク② 
15:00-17:00 発表 


○事後レポート(9月末まで)
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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