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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アメリカ文学演習L
あめりかぶんがくえんしゅう
Seminar in American Literature L
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-307
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 小田 敦子(教養教育院)

ODA, Atsuko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 Carson McCullersの中編小説、The Member of the Wedding (1946) を読み、小説の技法への理解を深めるとともに、アメリカ南部の文化・文学について理解を深める。
学修の目的 英語で物語を読むことのできる語学力をつけるとともに、物語の技法、20世紀アメリカ南部の社会や文化の状況を理解する。作品論を書く。
学修の到達目標 長い文章を読み切る英語力、詩的で美しい英文を口頭で再現できる英語力を身につける。南部の社会や文化、小説の技法の知識を得る。小説の論点を知り、実証的な作品論を書く。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート40%、授業への取組み60%、計100%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書 The Member of the Wedding (Penguin Modern Classics)
参考書 Carson McCullers: Stories, Plays and Other Writings (Library of America)
Richard Cook, Carson McCullers (Modern Literature Monographs, F. Ungar)
V.S. Carr, Understanding Carson McCullers (U.of South Carolina P)
Jan Whitt (ed.), Reflections in a Critical Eye: Essays on Carson McCullers (UP of
America)
オフィスアワー 月曜日12:10-12:50、小田敦子研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 他の英米文学関係科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード カーソン・マッカラーズ、アメリカ南部
Key Word(s) Carson McCullers, American South
学修内容 第1回:南部文学概説
第2回:The Member of the Wedding Part 1 の冒頭の段落を読む 小説の構造と始まりの文章
第3回:The Member of the Wedding Part 1 から、人物と場の設定を読む
第4回:The Member of the Wedding Part 1 から 小説の時間の設定を読む
第5回:The Member of the Wedding Part 1 から 小説の細部、南部の風物を読む
第6回:The Member of the Wedding Part 1 から タイトルの意味を考える
第7回:The Member of the Wedding Part 2-1 から 主人公の変化を読む
第8回:The Member of the Wedding Part 2-1 から 小説の視点と記述の関係を読む
第9回:The Member of the Wedding Part 2-2 から 深化する対話を読む
第10回:The Member of the Wedding Part 2-2 から 日常から非日常への移行を読む
第11回:The Member of the Wedding Part 2-2 から 音楽の効果を読む
第12回:The Member of the Wedding Part 2-2 から 反復、増幅される主題を読む
第13回:The Member of the Wedding Part 2-3 から 小説のクライマックスを読む
第14回:The Member of the Wedding Part 3 を読む 幻想と現実の関係を読む
第15回:小説全体について議論
事前・事後学修の内容 テキストの一文の意味だけでなく、文脈の中で考え、物語の動きを理解する。疑問点を把握しておく。授業後は、よく物語の流れを振り返り、重要と思われる表現のメモをとる。
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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