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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アメリカ文学演習K
あめりかぶんがくえんしゅう 
Seminar in American Literature K
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-306
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 小田 敦子(教養教育院)

ODA, Atsuko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 Flannery O'Connorの短編:南部の代表的女性作家の一人、フラナリー・オコナーの短編小説を読み、その特質について考えるとともに、小説の技法、アメリカ南部の文化への考察を深める。
学修の目的 まとまった形式をとる文章を読み切り、文脈を理解し、その全体像を把握する力をつける。作品論を書く。
学修の到達目標 長い文章を論理的に追っていける英語力をつける。アメリカ南部の生活や文化の特色を知る。実証的、分析的なペイパーを書くことができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート50%、授業への取組み50%、計100%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書 プリントを配布する。
参考書 Flannery O'Connor, The Complete Stories (Farrar, Straus and Giroux)
Flannery O'Connor, Mystery and Manners (『秘義と習俗』 上杉明訳、春秋社)
Flannery O'Connor, The Habit of Being: Letters of Flannery O'Connor (『存在することの習慣―フラナリー・オコナー書簡集』 サリー・フィッツジェラルド編、 横山貞子訳、筑摩書房、2007年)
オフィスアワー 月曜日12:10-12:50、小田敦子研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 他の英米文学関係科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード フラナリー・オコナー、アメリカ南部、短編小説
Key Word(s) Flannery O'Connor, American South, Short Story
学修内容 第1回:南部の文学、南部の女性作家たち
第2回:“A Good Man Is Hard to Find” 輪読 英語の読み方、辞書の引き方
第3回:“A Good Man Is Hard to Find” 輪読 小説の視点
第4回:“A Good Man Is Hard to Find” 輪読 南部の地理と宗教文化
第5回:“A Good Man Is Hard to Find” 輪読 アレゴリーとタイプ
第6回:“A Good Man Is Hard to Find” 輪読 反復されるイメージ、ペイパーの書き方
第7回:“A Good Country People” 輪読 アレゴリーとタイプ
第8回:“A Good Country People” 輪読 人物像と南部社会の構造、ペイパー提出期限
第9回:“A Good Country People” 輪読 反復されるイメージ、提出されたペイパーの講評
第10回:“A Good Country People” 輪読 小説の構造
第11回:“A Good Country People” 輪読 オコナーの「秘義」
第12回:“The Life You Save May Be Your Own” 輪読 オコナー小説の型
第13回:“The Life You Save May Be Your Own” 輪読 質疑応答により物語を読了
第14回:“The Life You Save May Be Your Own” 小説の構造と意味について学生による発表、2つ目のペイパー提出期限
第15回:提出されたペイパーについての講評、オコナー作品についての総括と議論
事前・事後学修の内容 テキストの一文の意味だけでなく、文脈の中での意味をよく予習しておく。疑問点を把握して授業に臨むこと。授業後には、物語全体の流れを把握し、鍵となるトピック、注目すべき表現についてメモをとる。
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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