三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 ドイツ文学演習B
どいつぶんがくえんしゅうB
Seminar on German Literature B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-251
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 7, 8時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 山取圭澄(人文学部)

YAMADORI, Kasumi

ka_yamadori@yahoo.co.jp

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ブルーノ・タウトの『ニッポン-ヨーロッパ人の眼でみた』を取り上げ、ドイツ語のエッセイを読む力を養います。表現主義の建築家タウトは、1933年に来日しました。各地を旅する中で、日本古来の建築や風習に接しました。鋭い直感力と哲学的な瞑想によって、彼は日本人が忘れていた伝統的美意識を「再発見」しました。本演習は、テクストの読解を通して、タウトの比較文化論を考察します。
学修の目的 1.辞書を使って、ある程度複雑なドイツ語の文章を読むこと。2.ドイツ語の語彙力を豊かにするとともに、これまで学んだ文法の知識を確かなものにすること。3.社会的・文化的なテーマについて、自らの意見を主体的に述べること。
学修の到達目標 1.エッセイの文体に慣れ、その内容を理解できる。2.辞書を使ってドイツ語の文を和訳できる。3.時代背景や批判を踏まえて、テクストを多面的に捉えることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 平常点(ワークシート、ミニッツペーパーなど)60%、中間試験20%、期末試験20%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 1.テクストの訳読に際し、文構造を確認しながら進める。2.ワークシートや質疑応答で理解度を把握する。3.写真などを用い、テクストの内容を具体的にイメージできるようにする。
教科書
参考書 授業中に適宜紹介する。
オフィスアワー
受講要件 共通教育の異文化理解(ドイツ語)Iを修得していること。もしくは同程度のドイツ語力があること。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ドイツ文学、ドイツ文化、日独の文化交流
Key Word(s) German Literature, German Culture
学修内容 ◆導入
第1回 概説:ブルーノ・タウトによる日本美の再発見
◆テクストの読解1
第2〜4回 「伊勢」の読解
第5〜8回 「桂」の読解
第9回 概説と議論:坂口安吾や丹下健三によるタウト批判
第10回 中間試験
◆テクストの読解2
第11〜14回 「序文」の読解
第15回 概説と議論:タウトの日本滞在の背景



     
事前・事後学修の内容 1.辞書を使って毎回指定された範囲を予習すること。2.授業で読んだ範囲を復習すること。
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

Copyright (c) Mie University