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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 法学A
ほうがくえー
Law A
授業テーマ 裁判例で学ぶ法の世界
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-comp-LAWS1111-001
開放科目 非開放科目    
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 稲垣 朋子(人文学部)

INAGAKI Tomoko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 本講義では、歴史に名を残す裁判、社会を動かしてきた裁判、時の裁判を取り上げる。このような裁判例の検討を通じて、法に馴染みのない学生にも法に対する知識・関心を高めてもらいたい。事件の内容を把握し、そこに潜む法的問題を抽出し、問題解決のためにとられた論理・方法を理解する。報告者による発表の後、問題整理を行ったうえで受講者全員で議論する形をとる。
学修の目的 社会の重要な基盤のひとつである法に対する理解を深め、その役割をみる。そして、様々な角度からひとつの法的問題をみつめる。また、各自の専攻・関心領域と法の接点を見出し、現在学んでいる、あるいは今後学ぶ専攻分野の学習において、必要な際に本科目で培った能力を活かすことができるようにする。
学修の到達目標 法的思考の基礎を身につけ、社会で起こった事件、あるいは現在動いている事件から、何が法的に問題となるのかを簡潔に説明できることを目指す。それと同時に、他者に対し、自分の理解したことやわからないことを述べたり、考えていることを理由を示して説明したり、それを文章でわかりやすく表現することも到達目標である。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 報告・質問・討論への参加60%、リアクション・ペーパー(質問・感想記入用紙)の内容40%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 受講者の要望を聞いて対処する。
教科書 特に指定しない。
参考書 適宜紹介する。
オフィスアワー 木曜7・8時限
受講要件 グループ発表を行う形式のため、受講者数を上限60名とする。上限数を超えた履修希望者がある場合は抽選とする。
予め履修が望ましい科目 特になし。
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 事例学習、法的思考の基礎
Key Word(s) judicial precedent, legal mind
学修内容 第1回 ガイダンス、文献調査の方法
報告の割当て、文献の調べ方、レジュメの書き方

第2回 法に関する予備学習
裁判例の読み方、基礎事項の確認

第3回~第14回
担当者による報告(30分程度)とそれに基づく議論
グループ報告の予定である(受講者の人数による)。

今なお意義をもつ裁判や、社会で議論を呼んだ裁判、社会を動かしてきた裁判などを取り上げる。
たとえば、踏んだり蹴ったり判決(1952年)、安楽死事件(1962年)、隣人訴訟(1983年)、代理出産事件(2007年)、婚外子相続分裁判(2013年)、夫婦別姓訴訟(2015年~)など。
民法・憲法に関するテーマを基本に考えているが、初回に受講者の興味・関心を聞きながらテーマを選定する。

第15回 まとめ
これまでの総括
事前・事後学修の内容 ・報告準備
事案をしっかり読み、その概要と問題点・疑問点をレジュメにわかりやすくまとめること。

・他者の報告を聞き、議論するための準備
予備知識を進んで身につけて授業に臨むこと。議論に積極的に参加するための準備が求められる。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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