三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 地域イノベーション学研究科(博士前期課程)
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択
授業科目名 社会イノベーション専門英語Ⅱ
しゃかいいのべーしょんせんもんえいご
Technical English for Social Innovation Ⅱ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
inov-inov-ENGL-5-3-2-1-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 森 久綱

MORI, Hisatsuna

実務経験のある教員 食品流通企業にてMD(Merchandising)を担当。
本演習では農業・資源・環境の問題に関して、MDでの知見を踏まえた講義・解説を行う。

SDGsの目標
連絡事項 5月7日まではオンラインのみでの開講となります。5月10日以降の講義はハイブリッド型での講義を予定しておりますが、講義履修者の状況に応じて変更(対面型又はオンライン)する場合もあります(講義内で打ち合わせを予定しています)。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 経済分野に関する英文の学術論文を理解するために必要となる語彙を修得するために、国際機関の報告書・学術論文を輪読する。特に、FAOの報告書ならびに資源循環システムに関係する学術論文を輪読の対象とすることで、この分野における世界的な研究動向の理解と語彙力向上を図る。
学修の目的 各種国際機関等の報告書及び学術論文に基づき、資源・環境分野における問題を経済学の視点から理解するための英語力を身につけることを目的とする。
学修の到達目標 英語の専門用語を増やすことにより、国際的な研究課題及び研究動向を理解すること。
自身の研究を英文で公表するための基礎を築く。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 輪読での発表70%, 討論への参加30%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 必要に応じて各種映像資料等を使用する予定である。
教科書 講義内で学術論文等を指定する
参考書
オフィスアワー 講義内で提示する(場所:人文学部専門校舎5F508研究室)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 資源・環境, 英語
Key Word(s) Environment, Resources, English
学修内容 英語文献(資料)を輪読します。
文献及び章については以下の通りです。
参加者は報告及びディスカッションへの参加が求められますので、事前・事後学習のうえ参加してください。

第1回
 ガイダンス

第2回から第4回 輪読テキスト FAO Global Food Losses and Food Waste (2010)

第2回 Chapter 1 Food Waste(FW) & FL(Food Losses) の概要
第3回 Chapter 2 Methodology
第4回 Chapter 3(1) section 1-3
第5回 Chapter 3(2) section 4-6
第6回 Chapter 3(3) section 6-9
第7回 Chapter 4
第8回 Chapter 5
第9回 Discussion

第10回から第15回 輪読テキスト
Low Emissions Development of the Beef Cattle Sector
 - Reducing enteric methane for food security and livekihoods -

第10回 Chapter 3  Overview of beef production in Argentina
第11回 Chapter 4 Emission and Emission intensities from the beef cattle sector
第12回 Chapter 5 Exploring the mitigation potential in beef production
第13回 Chapter 6 Prioritization of interventions to address enteric methane
第14回 Chapter 7 Unlocking the 'No regrets' opportunities
第15回 Chapter 8 Key message and policy conclusions
事前・事後学修の内容 英語文献(資料)を輪読します。
報告者はレジュメを作成、それ以外の受講者は各自で熟読後に、簡単な要約を作成のこと(具体的な内容は以下に示す)。
また、関連する資料等については各自で調べて用意すること。

第2回 FLとFWの定義についてFAOなどのwebsiteで事前に整理してください。
第3回 関連する研究でのMethodology の差異についてどのようなものがあるか調べてください。(代表的なもの)
第4回〜第6回 農水産物の品目毎, 国毎にFL, FWが発生する要因の差異について整理してください。
                     (この章は情報量が多いですが、データが古くなってますので、各自でFAOやWFPなどのサイトで確認のこと)
第7回 Topicが5つ用意されているので、それぞれについて何が原因かを各自で整理してください。
第8回 FL & FW が発生するメカニズムについて先進国・途上国に分けて比較してください。
第9回 FL & FW の発生を削減するために求められる対応等について貴方の見解を示してください。

第10回 牛肉生産における環境負荷とは何かを整理してください。
第11回 牛肉生産以外にも農林水産物生産において発生しうる環境負荷について整理してください。
第12回 牛肉生産における環境負荷削減の方途について本文献以外の資料に基づき整理してください。
第13回 政府などが農林水産物生産における環境負荷低減に向けてどのような取り組みをしているか調べてください。
第14回 環境負荷削減政策が農林水産業に及ぼす正・負の影響について貴方の考えを示してください。
第15回 本講義を通じて、貴方が理解した農林水産業・食品流通における資源・環境問題とは何なのかについて整理してください。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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