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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
資源循環学科・全教育コース 学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択 選択推奨科目(森林コース) |
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授業科目名 | 植物成分化学実験 | |
しょくぶつせいぶんかがくじっけん | ||
Laboratory Course in Plant Materials | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Reso-3243-002
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源棟2階233号室,化学第5実験室 | |
担当教員 | ○野中 寛(生物資源学部) | |
○NONAKA,Hiroshi | ||
実務経験のある教員 | 野中 寛,地球温暖化防止に向けたバイオマス利用に関する実務経験があり,本講義にも生かされている。 | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 木材を構成する繊維やリグニンを分離するための原理,各種技術を実験を通して指導する。 |
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学修の目的 | 木材を構成する繊維やリグニンを分離するための原理,各種技術を学ぶ。 |
学修の到達目標 | 紙の原料としての植物繊維の特性,そのリサイクル利用システム,リグニンの構造と反応性について分子レベルで理解し,森林資源の効果的な持続的循環活用に必要な技術とそのポテンシャルを理解することができるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポート100% |
授業の方法 | 実験 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 自作テキストを用いる. |
参考書 | "Handbook For Pulp & Paper Technologists",図解初めて化学の実験をする人のために(西山,オーム社),化学実験操作法・動画資料集(京都大学全学共通教育 基礎化学実験) |
オフィスアワー | 随時受け付ける. nonaka@bio.mie-u.ac.jp |
受講要件 | 森林化学,植物材料化学,森林化学実験を履修していること。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) 環境教育に関連した科目 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 森林資源,リグノセルロース,紙・パルプ,リグニン |
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Key Word(s) | Forest, Lignocellulose, Paper, Pulp, Lignin |
学修内容 | 1. 実験概要の説明,溶液の調製 2. アルカリ蒸解1:ソーダ・クラフト蒸解反応 3. アルカリ蒸解2:ソーダ・クラフトリグニンの取得 4. 紙の離解とパルプの叩解 5. ペントサンの定量1:検量線作成 6. ペントサンの定量2:木粉の塩酸処理とフルフラール定量 7. ジオキサンリグニンの抽出1:希酸と有機溶媒を用いた反応 8. ジオキサンリグニンの抽出2:リグニンの取得 9. 薄層クロマトグラフィーによる植物成分分離 10. リグニン定量と糖組成分析1:二段階加水分解反応 11. リグニン定量と糖組成分析2:HPLCによる糖分析 12. 循環型リグニン素材の合成1:相分離系変換反応 13. 循環型リグニン素材の合成2:リグニンの精製 14. リグニンの構造解析 15. 使用実験器具の返納、実験台整理整頓 16. 総括 |
事前・事後学修の内容 | ・各回実験の予習:実験ノートに目的、手順等を記載してくる。 ・各回実験の復習:実験後、えられた実験結果について、テキストや木材化学関連の書籍を参考にしながら、十分に考察を行い、レポートを執筆する。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |