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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 医学部看護学科 ・地域看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 統合実習Ⅰ(地域看護学領域)
とうごうじっしゅういち(ちいきかんごがくりょういき)
Clinical Practice in Integrated NursingⅠ(Community Health Nursing)
単位数 2 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-NURS-4701-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期後半

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 西出りつ子(医学部看護学科),水谷真由美(同),小川 将太(同)

NISHIDE Ritsuko, MIZUTANI Mayumi, OGAWA Shota

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 地域社会で暮らす支援を必要とする生活者のニーズを把握し、社会資源を有効に活用しながら、健康と生活を支え、QOLを高めていけるように援助する基礎的能力を養う。
学修の目的 地域社会で暮らす支援を必要とする個人、家族、集団を対象に、それらのニーズを把握し、社会資源を有効に活用しながら、健康レベルや地域特性に応じた、健康問題の改善と新たな問題の予防によって、QOLを高めていけるように支援する組織的な看護活動とその展開に関する基礎的能力を養う。
学修の到達目標 1.地域社会で暮らす支援を必要とする個人とその家族の生活の実際を理解する。
2.地域社会で暮らす支援を必要とする対象における看護職の役割と倫理的配慮について理解する。
3.対象の支援に必要な社会資源の有効活用や多職種連携の在り方を理解する。
4.地域社会で暮らす支援を必要とする個人とその家族や当事者グループへの支援を行い、社会資源を創出しながら健康とQOLを高めていけるよう支援するために必要な実践能力を修得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
○地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
○人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
○他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
○国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
○看護職としての責任感を持つ。
○科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
○保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 学修目標の到達度70%、カンファレンスにおける発表と発言の内容20%、記録と最終レポート10%
(ただし、実習指導者の評価内容も考慮して最終評価とする)
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書
参考書
オフィスアワー 水曜日午後(事前に連絡を取ること)
受講要件 看護学領域別実習科目の単位をすべて修得済みであること。
保健師課程学生選考試験に合格した者。
予め履修が望ましい科目 地域診断学実習、公衆衛生看護学実習
発展科目 統合実習Ⅱ
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 社会資源、継続看護、QOL
Key Word(s) Social resources, Continuing nursing care, Quality of life
学修内容 1. 指導教員の助言のもと事前に実習テーマを決定し、既存資料を収集・分析する。
2. まちの地域特性、在宅療養者と家族の生活の実際とニーズ、地域の保健医療福祉の現状、地域の資源について情報収集する。
 1)地区視診
 2)保健事業への参加
 3)担当課のもつ資料
 4)住民・専門職などへの聞き取り
3. 特定地区の地域特性と住民に関する情報をまとめ(コミュニティーアズパートナーモデル・地図)、それらの分析から特定地区の健康問題を抽出する。
4. 健康問題解決に向けた対策の方向性と全体像を考える。
5. とらえた地域特性、抽出した健康問題、検討した対策の方向性と全体像についてまとめ、実習テーマに関する考えとともに統合実習Ⅰ最終カンファレンスにおいて資料を用いて説明する。
6. 保健師と教員の指導を得て、統合実習Ⅱに向けた実習課題と具体的な実習計画を考える。
事前・事後学修の内容
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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