三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・森林資源環境学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 フィールドサイエンスセンター演習林実習I
ふぃーるどさいえんすせんたーえんしゅうりんじっしゅう1
Excercise in University Forest I
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2234-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

メールで連絡

開講時間
コロナ対策を踏まえた開講時期の検討をします.バスと宿泊施設の定員が影響します.
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 フィールドサイエンスセンター附帯施設演習林

担当教員 木佐貫博光(生物資源学部),鳥丸猛(生物資源学部),沼本晋也(附属教育研究施設),渕上佑樹(附属教育研究施設)

KISANUKI, Hiromitu, TORIMARU, Takeshi, NUMAMOTO, Shinya, FUCHIGAMI, Yuki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 フィールドサイエンスセンター附帯施設の森林において,森林の主要構成要素である樹木の植物分類学に関する実習を行い,生物多様性と森林生態系についての理解を深める.
学修の目的 森林生態系の基本構成要素である木本植物についての基礎的知識を習得する.
1)木本植物の同定:暖温帯~冷温帯の代表的樹種の押し葉標本を作製.
2)植物と立地環境との関係の理解:標高や地形に応じた植生変化の観察.
3)森林構造の理解:代表的な森林の林分構造を観察.
学修の到達目標 ・木本植物を同定できる.
・植物と立地環境との関係の理解できる.
・森林構造とその成立過程を推測できる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 レポート,口頭試問および提出物90%,受講態度10%.計100%.(合計が60%以上で合格)
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 わかりやすい内容を目指して実習時の配布資料を作成する.
教科書
参考書 鈴木和夫・福田健二.「図説日本の樹木」朝倉書店
亀田龍吉,多田多恵子「調べて楽しむ葉っぱ博物館」山と渓谷社
オフィスアワー 基本として,月曜日の5コマ(568室).スケジュールや必要な持ち物についてのガイダンスを講義で行う.
受講要件 植物学を履修すること.フィールドでの作業には危険が伴うので、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること.履修登録をしていない場合,宿泊場所での食事の都合もあるため参加できなくなります.
予め履修が望ましい科目
発展科目 森林生態学,森林育成学
その他 環境教育に関連した科目
実習の案内は,植物学の講義時ならびに掲示にて行う.
*インターンシップ要素を含む科目(2019年入学生から適用)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 森林生態系, 森林植物
Key Word(s) forest ecosystem, forest botany
学修内容 1)樹木の多様性
2)樹木の観察および採集-常緑針葉樹
3)樹木の観察および採集-常緑広葉樹
4)樹木の観察および採集-落葉広葉樹
5)樹木の形態的特徴-葉
6)樹木の形態的特徴-枝
7)樹木の形態的特徴-幹
8)樹木名
9)樹木の用途
10)樹木標本の作製
11)樹木の形態的特徴と同定-常緑針葉樹
12)樹木の形態的特徴と同定-常緑広葉樹
13)樹木の形態的特徴と同定-落葉広葉樹
14)樹木の生育立地の観察
15)森林の成立過程の推定
事前・事後学修の内容 「植物学」の初回の講義時にガイダンスを行うので,必ず出席のこと.なお,内容についての掲示も行う.
5月下旬,フィールドサイエンスセンター附帯施設演習林において,主要な樹木45種の枝葉を採集し,植物標本を作製する.
現地では枝葉の実物を用いた口頭試験を行うので,樹木名やその特徴を実習前に教科書および図鑑で確認しておくと良い.
1)さまざまな樹木が森林に生育することの概況を理解する.
2)常緑針葉樹を採集し観察する.
3)常緑広葉樹を採集し観察する.
4)落葉広葉樹を採集し観察する.
5)葉の形態的特徴を種間で比較する.
6)枝の形態的特徴を種間で比較する.
7)幹の形態的特徴を種間で比較する.
8)さまざまな樹木名に触れ,語源をたどる.
9)樹木の用途を調べてみる.
10)説明に基づいて樹木標本を作製する.
11)常緑針葉樹の形態的特徴と同定ができるようになる.
12)常緑広葉樹の形態的特徴と同定ができるようになる.
13)落葉広葉樹の形態的特徴と同定ができるようになる.
14)樹木の生育立地を観察し,環境と樹木との関係を考察する.
15)森林を観察することで,その成立過程を推定できるようになる.
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:60分/回

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