三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)資源循環学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 国際・地域資源学特別講義Ⅱ
こくさい・ちいきしげんがくとくべつこうぎに
Special Lecture on International Rural ResourceⅡ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-5371-007
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 村瀬潤(非常勤講師)

MURASE, Jun

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 水田生態系を中心とした農村生態系において炭素や窒素の物質循環をつかさどる土壌微生物の生理生態と環境との相互作用について最新の研究成果を交えながら概説する。
学修の目的 水田土壌における窒素循環を図示できるようになる。
水田から温室効果ガスであるメタンが排出されるメカニズムを説明できるようになる。
水田土壌においてメタンが果たす重要な役割について説明することができるようになる。
水田生態系の物質循環において大きな役割を果たす「捕食-被捕食」関係について説明できるようになる。
学修の到達目標 学外を含む専門の講師による最先端の研究内容に関する講義を聴くことで、その分野の最先端の知識を得るのみでなく、自らの研究に対する刺激を得るとともに、研究を進める上でのヒントを自らつかみとる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 受講態度(教員からの質問への応対、積極的なインタラクション)10%
中間レポート:40%
最終レポート:50%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 授業中に配する
参考書 「新版 土壌学の基礎: 生成・機能・肥沃度・環境」松中 照夫 (著)
オフィスアワー 世話役(関谷:sekiya@bio.mie-u.ac.jp)を通じて随時連絡可
受講要件 参考書「新版 土壌学の基礎: 生成・機能・肥沃度・環境」を予め学習することが望ましい。
予め履修が望ましい科目 植物生態生理学(学部)や資源植物学特論(博士前期)
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 水田、イネ、土壌、微生物
Key Word(s) Paddy field, Rice, Soil, Microbes
学修内容 1.アジアモンスーンと水田生態系
2.水田生態系の特徴:周辺環境に与える好適な影響
3.水田生態系の特徴:周辺環境に与える不適な影響
4.水田土壌における酸化還元反応
5.水田土壌における窒素循環
6.水田土壌に対する水稲の適応
7.土壌原生生物の生理生態
8.水田土壌における原生動物の捕食作用
9.水田土壌の原生動物に関する既往研究
10.水田土壌の原生動物に関する最新研究
11.水田土壌におけるメタンの役割
12.水田土壌のメタンに関する既往研究
13.水田土壌のメタンに関する最新研究
14.水田生態系における物質循環
15.水田生態系における土壌微生物学の今後
事前・事後学修の内容 Teamsにアップロードされた授業動画を視聴することで、中間レポートと最終レポートの執筆に必要な情報を収集する。レポート執筆の過程で水田生態系における土壌微生物の生理生態と環境との相互作用についてについて知識を整理する。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University