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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 教育学研究科(教職大学院)教職実践高度化専攻・共通科目 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 現代カリキュラム論 | |
げんだいかりきゅらむろん | ||
Theory on Modern Curriculum | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ED-EDUC-5
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 園部 友里恵(教育学研究科), 森脇健夫(教育学研究科), 栢森和重(教育学研究科), 大島充代(教育学研究科)、中西良文(教育学研究科)、前原裕樹(教育学研究科) | |
SONOBE, Yurie Kayamori, Kazushige OOSHIMA,Mitsuyo MORIWAKI, Takeo NAKANISHI, Yoshifumi MAEBARA、Yuki |
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実務経験のある教員 | 栢森…中学校教諭等16年、市・県教育委員会指導主事等10年、小中学校教頭6年。現代は教育課程の時代とも言われる。学習指導要領の改訂によって、教育課程の改革がなされる度に学校では学習指導要領が読み深められ、子どもたちにつけるべき必要な力は何かをにらみながら実践を重ねてきた。学校で直接的に指導し、教育委員会事務局指導主事等として、そして、学校の管理職として教育課程やカリキュラムと向かい合ってきたことを踏まえつつ、カリキュラム・マネジメントについても触れたい。 三浦…中学校において研修主任として自校のグランドデザイン作成に取り組み、特色ある教育活動の展開に努めるとともにカリキュラム・マネジメントの充実に向けて、指導方法やカリキュラムの改善を図る研修会の在り方を模索した。また、小学校教頭として地域の特性を生かした教育活動を実現させるために、教育環境の整備と地域ボランティア等校外のリソース活用を進めた。 |
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SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 戦後日本の学習指導要領の変遷を概観するとともに、「学力」「子どもの成長・発達」「子どもの思考力・判断力・表現力」「生きる力」といった視点から、学校現場における事例検討をするほか、新学習指導要領も含めた学習指導要領の意義や課題について考察する。また、受講生の設定した「学修テーマ」に即して学習指導要領の変遷史との関連を探究していく。 |
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学修の目的 | 日本の学習指導要領の初期から現行版までの変遷を時代背景とも関連させて学習し、そこから現代の教育課程(カリキュラム)に対する示唆を引き出す。 |
学修の到達目標 | 〇現職教員学生…自らの教育実践経験と教育課程変遷史を繋いで同時代史像を構成し、学校カリキュラムの今後の課題を析出することができる。 〇学部新卒学生…自らの被教育経験と教育課程変遷史を繋いで同時代史を構成し、学校カリキュラムの今後の課題を析出することができる。 テーマ:「学習指導要領変遷史を踏まえた学校カリキュラムをめぐるトピックの提案」 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 教育課程変遷史のケースワーク 40% 「学習指導要領と学修テーマの探究」のプレゼンテーション 40% 最終総括レポート 20% |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 問題自己設定型PBL プロジェクト型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 田中耕治編(2018)『よくわかる教育課程』(第2版)ミネルヴァ書房 |
参考書 | 授業中に適宜資料を配布・紹介する。 |
オフィスアワー | 適宜設定しますので、園部までメールをください。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 地域の特性を生かした学校カリキュラムデザイン論(2年次開講・選択) |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | |
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Key Word(s) | |
学修内容 | 第1回:教育課程・カリキュラムの定義、教育実践経験・被教育経験に基づく「学習指導要領」観の共有とディスカッション 第2回:学習指導要領をめぐる近年の政策動向の要点整理とディスカッション 第3回:学習指導要領と教育課程の変遷(1)①1947年版(試案)、②1951年版(試案) 平和、民主主義、経験主義カリキュラム 第4回:学習指導要領と教育課程の変遷(2)③1958年版、④1968年版 経験主義カリキュラムから系統主義カリキュラムへ 第5回:学習指導要領と教育課程の変遷(3)⑤1977年版、⑥1989年版 「落ちこぼれ・落ちこぼし」、「新しい学力観」、生活科 第6回:学習指導要領と教育課程の変遷(4)⑦1998年版、⑧2008年版 「生きる力」、総合的な学習の時間、知識基盤社会、「確かな学力」 第7回:新学習指導要領の検討(1)学習指導要領と学力問題 第8回:新学習指導要領の検討(2)子どもの成長・発達とカリキュラム 第9回:新学習指導要領の検討(3)子どもの思考力・判断力・表現力を育むカリキュラム 第10回:新学習指導要領の検討(4)「生きる力」とカリキュラム 第11回:学習指導要領と学修テーマの関連の探究(1)受講生によるテーマ提案(プレゼンテーション) 第12回:学習指導要領と学修テーマの関連の探究(2)受講生による中間報告とグループディスカッション 第13回:学習指導要領と学修テーマの関連の探究(3)中間報告を踏まえた最終報告作成 第14回:学習指導要領と学修テーマの関連の探究(4)受講生による最終報告(プレゼンテーション)と総括討論(ディスカッション) 第15回:まとめと総括討論(ディスカッション) |
事前・事後学修の内容 | ・毎回の授業後、振り返りコメントをmoodleに投稿すること。 ・1回以上「レポーター」を担当するため、同グループの受講者と協働して準備を進めること。 ・検討文献を事前に提示した場合は、事前に読み込み、自らの問題提起を用意して授業に臨むこと。 ・各自の学修テーマに基づいた研究発表を行うため、その準備を進めること。 |
事前学修の時間: 事後学修の時間: |