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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 工学研究科(博士前期課程)電気電子工学専攻
領域 主領域 : C
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 通信システム特論I
つうしんしすてむとくろんI
Communications Systems I
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 工学部11番教室

担当教員 ○眞田 耕輔 (工学研究科, 電気電子工学専攻), 森 香津夫 (工学研究科, 電気電子工学専攻)

○SANADA, Kosuke, MORI, Kazuo

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 本講義では, 無線通信ネットワークシステムの解析手法について講義する. そして, その解析結果を用いた制御への応用について紹介する. 講義の内容は最新の研究成果に基づくものであるが, その導入部分から丁寧に解説を進めていく.
学修の目的 システムが複雑化していく現在, システムを厳密に解析することは事実上不可能である. しかし, 一度システムのを解析することができれば, システムを直感的に把握でき, 効率的な設計に結びつけることができる. 本講義では, 自律分散型の無線通信システムネットワークを対象として, システムの解析の利便性, 重要性, そして, その困難性を理解したうえで, システム解析における基本的な考え方を身につける.
学修の到達目標 本講義では、講義終了時に以下の知識・スキルを身につけることを目標にする.
1. 既存の無線通信ネットワークシステムがどのように構築されているのかを基礎知識として理解すること.
2. 計算機による数値計算技術を身につけるすること.
3. レポート作成および添削により, 論理的文章作成能力を身につけること.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 複数回のレポートで評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書 講義中, 適宜資料を配布する。
参考書
オフィスアワー 毎週火曜日13:00~15:00, 場所:電子情報棟4階1422号室, 連絡方法:電子メール k.sanada@elec.mie-u.ac.jp
オフィスアワーを利用する際は、事前にメールなどで連絡すること.
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード Wireless Local Area Networks (WLAN), 無線マルチホップネットワーク, スループット解析, 数値計算, 待ち行列理, マルコフ連鎖モデル
Key Word(s) Wireless Local Area Networks (WLAN), IEEE 802.11 DCF,
学修内容 第1回: 講義の進め方と無線通信ネットワークについて
第2回: 無線LANと IEEE 802.11 DCFの動作1
第3回 : 無線LANと IEEE 802.11 DCFの動作2
第4回 : マルコフ連鎖モデルを用いた理論解析1
第5回 : マルコフ連鎖モデルを用いた理論解析2
第6回 : IEEE 802.11 DCFの理論解析モデル1
第7回 : IEEE 802.11 DCFの理論解析モデル2
第7回: 代数方程式の数値的解法: Newton法1
第8回: 代数方程式の数値的解法: Newton法2
題9回: 数値計算ソフトを用いたNewton法プログラムの実装方法
第10回: 待ち行列理論を用いた解析手法1
第11回: 待ち行列理論を用いた解析手法2
第12回: ネットワークシミュレータ ns-3の導入
第13回: ネットワークシミュレータ ns-3によるシミュレーション方法1
第14回: ネットワークシミュレータ ns-3によるシミュレーション方法2
第15回: 最終レポート
事前・事後学修の内容 本講義では, 複数回のレポート課題を予定しており, いずれも
(1)自分で手を動かして実際に解析式を導出し,
(2)導出された解析式をC言語やmatlab等を用いてプログラムを作成して数値計算を行うことにより, 実際に値を導出したうえで, 得られた結果に対して論理的に考察することを課題とする.
事前学修の時間:    事後学修の時間:

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