シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2021 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
|
選択・必修 | 選択必修 |
|
授業科目名 | 海洋生物資源化学演習 | |
かいようせいぶつしげんかがくえんしゅう | ||
Seminar on Biochemistry of Marine Resources | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-5272-001
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
通年 |
|
開講時間 |
月曜日 9, 10時限 |
|
授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
|
開講場所 | 開講教室は掲示等にて確認すること. | |
担当教員 | 柿沼 誠(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻),五十嵐 洋治(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻) | |
KAKINUMA, Makoto,IGARASHI, Yoji | ||
SDGsの目標 |
|
|
連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 水圏という特殊な環境に生息する水圏動植物の生体成分の構造,代謝および機能や,その栄養,食糧,遺伝子および化学資源としての有用性について,最新の研究内容を通してゼミ形式で紹介する. |
---|---|
学修の目的 | 水圏生物の生体成分に関する先端研究の内容を学習することにより,実際の研究を遂行する上で必要な専門知識や応用力を習得させる. |
学修の到達目標 | 水圏生物の栄養,食糧,遺伝子および化学資源としての特性や有用性を理解し,説明できるようになる.また,各種生体成分の構造,代謝および機能特性に関する研究の計画を立てることができるようになる. |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 課題論文のまとめと発表(50%),討論の内容や取組姿勢など(50%)を基に評価する. |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 学生の要望を取り入れて,適宜改善していく. |
教科書 | 必要な資料は印刷物等として配布する. |
参考書 | 適宜紹介する. |
オフィスアワー | 毎週月曜日12:00~13:00,場所728号室(柿沼),716号室(五十嵐). |
受講要件 | 特になし. |
予め履修が望ましい科目 | 特になし. |
発展科目 | 海洋生物資源化学特論 |
その他 | 先端研究に関する論文を基に,実際の研究を遂行する上で必要な専門知識等を習得させるため,附属図書館等の文献情報検索を活用させ,自主的な文献収集・学習を行わせる. |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 海洋生物,生体成分,化学構造,生理機能,栄養機能,生合成,代謝,生物活性物質,食品素材,遺伝子,タンパク質,生化学,分子生物学,食糧資源,遺伝子資源,天然物資源,環境応答,ゲノム研究 |
---|---|
Key Word(s) | marine organism,ingredient,chemical structure,physiological function,nutrition,biosynthesis,metabolism,baioactive substance,food material,gene,protein,biochemistry,molecular biology,food resources,gene resources,natural product resources,environmental responses,marine genomics |
学修内容 | 1.食料資源としての海洋生物 2.海洋生物の生化学 3.海洋生物の一般成分 4.海洋生物の生体成分の種類と構造 5.海洋生物のタンパク質 6.海洋生物の脂質 7.海洋生物の糖質 8.海洋生物のミネラル・微量成分 9.生物活性物質資源としての海洋生物 10.海洋生物の低分子有機化合物(遊離アミノ酸) 11.海洋生物の低分子有機化合物(ペプチド) 12.海洋生物の低分子有機化合物(生体色素) 13.海洋生物の低分子有機化合物(その他) 14.海洋生物の特殊成分(毒) 15.海洋生物の特殊成分(その他) 16.海洋生物(動物)由来成分の機能性(食品への利用) 17.海洋生物(植物・藻類)由来成分の機能性(食品への利用) 18.海洋生物(動物)由来成分の機能性(香粧品への利用) 19.海洋生物(植物・藻類)由来成分の機能性(香粧品への利用) 20.海洋生物(動物)由来成分の機能性(医薬品への利用) 21.海洋生物(植物・藻類)由来成分の機能性(医薬品への利用) 22.海洋生物の分子生物学 23.海洋生物(動物)の特異な生命現象 24.海洋生物(植物・藻類)の特異な生命現象 25.海洋生物の環境応答・適応(温度) 26.海洋生物の環境応答・適応(栄養) 27.海洋生物の環境応答・適応(その他) 28.遺伝子資源としての海洋生物 29.海洋生物のゲノム研究と育種開発 30.海洋生物の育種開発 ※上記話題について,最新の学術論文,専門書,テキスト等を利用してゼミ形式で紹介する.また,関連の学術論文や専門書の内容をまとめ,プレゼンテーションと総合討論を通して理解を深める. |
事前・事後学修の内容 | 予習と復習:下記(※)について事前に取組むと共に,各内容(1~30)に関する課題論文の内容をゼミ資料としてまとめる.授業後,総合討論の内容をレポートにまとめ,学修内容に関して理解を深める. ※海洋生物の生化学,分子生物学に関する学術論文や専門書の理解. ※食料資源あるいは遺伝子資源としての海洋生物の有用性をまとめた学術論文や専門書の理解. ※海洋生物の生体成分,生理活性物質等の構造,機能,食品・医薬品資源としての有用性に関する学術論文や専門書の理解. ※海洋生物の特異な生命現象(特に環境応答・適応の分子機構)に関する学術論文や専門書の理解. 1.食料資源としての海洋生物 2.海洋生物の生化学 3.海洋生物の一般成分 4.海洋生物の生体成分の種類と構造 5.海洋生物のタンパク質 6.海洋生物の脂質 7.海洋生物の糖質 8.海洋生物のミネラル・微量成分 9.生物活性物質資源としての海洋生物 10.海洋生物の低分子有機化合物(遊離アミノ酸) 11.海洋生物の低分子有機化合物(ペプチド) 12.海洋生物の低分子有機化合物(生体色素) 13.海洋生物の低分子有機化合物(その他) 14.海洋生物の特殊成分(毒) 15.海洋生物の特殊成分(その他) 16.海洋生物(動物)由来成分の機能性(食品への利用) 17.海洋生物(植物・藻類)由来成分の機能性(食品への利用) 18.海洋生物(動物)由来成分の機能性(香粧品への利用) 19.海洋生物(植物・藻類)由来成分の機能性(香粧品への利用) 20.海洋生物(動物)由来成分の機能性(医薬品への利用) 21.海洋生物(植物・藻類)由来成分の機能性(医薬品への利用) 22.海洋生物の分子生物学 23.海洋生物(動物)の特異な生命現象 24.海洋生物(植物・藻類)の特異な生命現象 25.海洋生物の環境応答・適応(温度) 26.海洋生物の環境応答・適応(栄養) 27.海洋生物の環境応答・適応(その他) 28.遺伝子資源としての海洋生物 29.海洋生物のゲノム研究と育種開発 30.海洋生物の育種開発 |
事前学修の時間:60分/回 事後学修の時間:60分/回 |