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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 海洋生物資源学科・海洋生物資源学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択必修
教育コース選択必修:水圏P指定科目
選択科目:海洋P指定科目
授業科目名 水族発生学
すいぞくはっせいがく
Developmental Biology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Mari-2531-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 古丸明(生物資源学部)

KOMARU, Akira

実務経験のある教員 水産庁養殖研究所に勤務していた時代に、無脊椎動物で発生工学的な実務的業務を遂行していたので、受精、卵割についての実際の発生過程について詳しく詳述することができる。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 本講義では発生学と進化学の基本を講義する。前半ではおもに無脊椎動物を対象に,配偶子形成から個体発生に至るまでの過程について解説する.さらに、後半で進化学について概説し、自然選択説、分子進化について概説する
学修の目的 生物の発せ、進化の過程について基礎知見を身につける事により,水生生物についての理解を深める事を目的とする。
学修の到達目標 初期発生、形態形成、進化論の基本について知識をえる
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 定期試験100% ただし出席率3分の2を必須要件とする
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書
参考書 生物進化を考える(木村資生) 岩波新書
オフィスアワー メイルで都合を聞いて御来室ください。講義の日の15-16時
komaru@bio.mie-u.ac.jp (530室)
受講要件 特になし。細胞生物学を履修していること。
予め履修が望ましい科目 細胞生物学
発展科目 分子生態学
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 発生、受精、先体反応、進化、自然選択、分子時計
Key Word(s) development, fertilization, acrosome reaction, evolution, natural selection, molecular clock
学修内容 第1回 : 無脊椎動物の発生(1) 細胞内小器官, 核, 細胞質
第2回 : 無脊椎動物の発生(2) 減数分裂と体細胞分裂
第3回 : 無脊椎動物の発生(3) ウニ受精過程
第4回 : 無脊椎動物の発生(4) 卵割パターン
第5回 : 無脊椎動物の発生(5) 調節卵とモザイク卵
第6回 : 無脊椎動物の発生(6)形態形成遺伝子-1(ホメオティック遺伝子とは)
第7回 : 無脊椎動物の発生(7) 形態形成遺伝子-2(タンパク濃度勾配が異なる遺伝子発現を促す)
第8回 : 指の極性のきまりかたについて (ZPAとはなにか)
第10回:自然選択説について
第11回:分子進化ー1 分子時計とは
第12回: 分子進化ー2 変わりやすい分子と変わりにくい分子1
第13回: 分子進化ー3 変わりやすい分子と変わりにくい分子 2
第14回: 分子進化ー4 中立的な変異とは?
第15回:遺伝子重複 新機能をもった遺伝子と偽遺伝子
定期試験

毎回の提示された内容について、あらかじめ予習をしておくこと。さらに、講義各回終了ごとに、自宅で内容を十分に理解しておくこと。また課題を提出するので必ず対応すること(毎回、予習、復習、課題4時間)
事前・事後学修の内容 毎回の提示された内容について、あらかじめ予習をしておくこと。さらに、講義各回終了ごとに、自宅で内容を十分に理解しておくこと。また課題を出したり、関連する文献の配布をすることがあるので、必ず対応すること(毎回、予習、復習、課題対応 合計4時間が必要となる)
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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