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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 環境学A
かんきょうがくえー
Environmental Studies A
授業テーマ 外来生物問題を考える
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-comp-ENVS1211-006
開放科目 非開放科目    
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

後期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 ○河村功一(生物資源学部),古丸 明(生物資源学部),木村妙子(生物資源学部),淀太我(生物資源学部)

○Kouichi KAWAMUA, Akira KOMARU, Taeko KIMURA, Taiga YODO

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ブラックバス,ミシシッピアカミミガメ,ヌートリア,ムラサキイガイといった水生生物をモデルケースとして,外来生物の生態系や人間社会に及ぼす問題について解説する。なぜこれらの生物が外来生物になったかについて理解を深めるとともに,外来生物問題をめぐる社会的背景についても考察する。
学修の目的 外来生物が引き起こしている生態系被害や社会問題,外来生物の導入・拡散の背景を知ることで,生態系保全や持続可能な社会について理解し,これらの諸問題にどう取り組んでゆくべきなのか認識を深める。
学修の到達目標 外来生物が社会に及ぼす影響と,社会が外来生物の導入・拡散に及ぼしている状況を列挙できるようになり,生物多様性保全のために社会や個人に何ができるかを考え,説明できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 試験(60%)と受講態度(40%)を基準として総合的に判断する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 パワーポイント(スライド)および配布プリントに関して,見やすい資料となるよう工夫します。
教科書 特に指定なし
参考書 特に指定なし(講義中に随時紹介)。資料プリント等も随時配布。
オフィスアワー 随時(生物資源学部校舎:河村527室,古丸537室,木村539室,淀613室)。e-mailでも対応。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 特になし
その他 受講希望者が授業や試験に支障を来すほど多数の場合は,第1回目の授業において受講者調整を行う場合がある。第1回授業前の掲示案内に留意すると共に,第1回目の授業には,必ず出席すること。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 外来生物、生物多様性、生物学的特性、生態系保全、社会問題、国際問題
Key Word(s) alien species, biodiversity, biological features, conservation of ecosystems, social problem, international problem
学修内容 1.外来生物とは(河村)
2.遺伝子で探る外来生物の適応放散(河村)
3.外来生物問題と希少種問題(河村)
4.外来生物による遺伝的汚染(河村)
5.海洋外来生物の移動手段 (木村)
6.海洋外来生物の生態的影響 (木村)
7.海洋外来生物の経済的影響 (木村)
8.繁殖法から見た侵略的外来生物の特性(古丸)
9.外来生物によってもたらされる問題(古丸)
10.養殖対象種と外来生物(古丸)
11.ブラックバス問題-1:オオクチバスの現状と課題(淀)
12.ブラックバス問題-2:コクチバスの現状と課題(淀)
13.ブルーギル問題:導入・拡散の経緯と生物学的特徴(淀)
14.国内外来生物,ペット放逐,放流イベント問題(淀)
15.外来生物法と生物多様性保全に向けた外来生物の駆除・管理(淀)
16.定期試験(河村・古丸・木村・淀)
事前・事後学修の内容 予習として担当教員からの事前配布資料に目を通す.
復習として,講義内容の確認を踏まえて,配布資料の再読を行うとともに,担当教員から指示された文献に目を通す.さらに,担当教員から別途課題を与えることがあるので,随時対応することが必要.
事前学修の時間:90分    事後学修の時間:150分
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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