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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 医学系研究科(博士後期課程)看護学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次
選択・必修 選択
授業科目名 母子看護学特論
ぼしかんごがくとくろん
Practical of Maternal and Child Health Nursing
単位数 2 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-MACH7001-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 9, 10時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 Zoomによるオンライン授業、または、4階共同利用研究室(403)・担当教員研究室での対面授業。

担当教員 ○仁尾かおり,安積陽子,村端真由美,大林陽子,矢野竹男, 堀浩樹,島岡要

○ NIO Kaori, ASAKA Yoko, MURABATA Mayumi, OBAYASHI
Yoko, YANO Takeo, HORI Hiroki, SHIMAOKA Kaname

実務経験のある教員 仁尾かおり:看護師として小児看護の実務経験があり、母子看護学特論で教授する小児看護学に関する内容の知識・技術を有している。
安積陽子:助産師として助産・母性看護の実務経験があり、母子看護学特論で教授する母性看護学に関する内容の知識・技術を有している。
村端真由美:看護師として小児看護の実務経験があり、母子看護学特論で教授する小児看護学に関する内容の知識・技術を有している。
大林陽子:助産師として助産・母性看護の実務経験があり、母子看護学特論で教授する母性看護学に関する内容の知識・技術を有している。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 俯瞰的視野での思考力を形成するための学術的知見を踏まえ、特に、現代家族の変容を視野に入れ、母子や家族の健康課題の解決にむけて実践的看護ケアの構築につながる方法を探究する。少子高齢社会における母子の健康支援のためのトピックスや研究成果を紹介し、特別研究における研究テーマに即した課題探究や研究計画作成に必要な基礎を学ぶ。
学修の目的 専門分野の研究課題に関して広範かつ深奥な探究を行い、研究課題の背景や意義を明確にすることを目的とする。
学修の到達目標 1.女性のライフステージにおける健康課題と母子および家族の健康問題とその支援について理解を深める。
2.母子看護領域における研究課題の発見と、研究課題へ取り組む基礎的能力を養う。
3.俯瞰的視野による学術的知見を踏まえ、取り組むべき研究課題を分析できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート50%,プレゼンテーション50%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 随時、要望や意見を聴取し、迅速対応に努める。
教科書
参考書 1.海老原史樹文 編/吉村崇 編(2012):時間生物学,化学同人
2.神山潤(2010): ねむり学入門,新曜社
3.早川浩,杉下知子(2007):ライフステージと健康(2版),中外医学社.                                       
4. 武田祐子,木下禮子(2008):地図で見る日本の女性,明石書店.
5.Polit, D.F. &Beck,T.C (2012):Nursing Research: Generating and Assessing Evidence for Nursing Practice 9th, Lippincott Williams & Wilkins.
6.Walker and Avant(2010):Strategies for Theory Construction in Nursing, 5th, Prentice Hall. 
オフィスアワー 随時(ただし、事前に各担当教員とメール等で時間調整のうえ来室)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 母子看護学演習
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=4455
キーワード 生体リズム, 時間生物学的アプローチ(睡眠衛生),育児支援,母子と家族の健康支援
Key Word(s)
学修内容 第1回:母性・助産、小児看護分野における研究ガイダンス
     文献検討とディスカッション(1)小児と家族が抱える発達や健康に関する問題1(仁尾)
第2回:文献検討とディスカッション(2)小児と家族が抱える発達や健康に関する問題2(村端)
第3回:文献検討とディスカッション(3)思春期~更年期の加齢現象からみた女性および母児の時間生物学的
    アプローチによる健康支援(睡眠衛生)(安積)
第4回:文献検討とディスカッション(4)母子とその家族がもつ健康課題(大林)
第5回:6つの教育研究分野での合同講義:多面的視野からの話題提供とディスカッション
     イノベーションの考え方と実際の事業活動(矢野)
第6回:6つの教育研究分野での合同講義:多面的視野からの話題提供とディスカッション
     地域医療と保健医療人材育成ネットワーク(堀) 
第7回:6つの教育研究分野での合同講義:多面的視野からの話題提供とディスカッション
    海外研究者の取り組みと大学間連携(島岡)
第8回:小児看護領域における「取り組むべき研究課題」についての「多面的な視野」からの検討(仁尾)
第9回:母性・助産領域における「取り組むべき研究課題」についての「多面的な視野」からの検討(安積)
第10~11回:「俯瞰的視野」に基づく研究の動機、背景、意義の明確化(仁尾、安積、村端、大林)
第12回:取り組むべき研究課題の明確化(仁尾、安積、村端、大林) 
第13~15回:6つの教育研究分野合同でのまとめ、 取り組むべき研究課題について俯瞰的視野から学修成果をまと
    めて発表する。博士課程の学生や教員、他専攻の教員や現場実践者を交えての検討により、研究課題
    を精錬する(仁尾、安積、村端、大林)
事前・事後学修の内容 母子や家族の健康課題の解決にむけて、実践的看護ケアの構築につながるように、幅広い研究分野の知識を修得する。
講義で学んだことを総括し、俯瞰的視野で自身の専門分野における取り組むべき課題をまとめ、発表する。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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