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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
生物圏生命化学科・生命機能化学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修科目:生命機能化学教育コース 選択推奨:海洋生命分子化学教育コース |
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授業科目名 | 創薬化学 | |
そうやくかがく | ||
Medicinal Chemistry | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-2131-004
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
月曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源学校舎・大講義室 ※コロナ感染症対策レベルが高い場合は、オンライン講義になる可能性あり |
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担当教員 | 増田 裕一(生物資源学部・生物圏生命化学科) | |
MASUDA, Yuichi | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 私たちの生活に欠くことのできない「薬」について,有機化学・生化学の観点から学び,薬品の性質や作用の根拠を理解する.有機化学と生化学の基礎知識を整理した上で,重要な医薬・農薬の化学構造と作用機構の関連を解説する.この授業は,有機化学や生化学の知識が医薬・農薬の開発・利用においてどのように役立てられているかを知ることができる実践的・発展的なものである.従って,将来,化学の専門を生かして,薬品,食品,農業生産,品質管理,または環境保全などの現場で活躍することが期待されている生物資源学部の学生諸君に是非とも受講して頂きたい.また,これらを専門としない者にとっても,薬の化学構造や作用機構を理解することで,薬を賢く利用するための「薬のリテラシー」を身に付けることができる. |
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学修の目的 | ・薬の作用機構の理解に必要な有機反応機構を書く練習をする ・薬の作用機構を有機化学および生化学の観点から理解する ・薬を化学構造に基づいて分類・整理し,化学構造を見れば何の薬か判断できる知識と能力を身に付ける ・化学構造の情報から溶解性や安定性などの物理化学的な性質を推定し,作用機構の知識から薬の効果的な使い方を考えることができるようになる |
学修の到達目標 | ・薬の活性発現に係わる有機反応機構が理解できる ・代表的な医薬品・農薬の作用機構を説明できる ・薬の化学構造を見て何の薬かある程度予測できる ・薬に興味を持ち,製品ラベルや処方箋に書かれた薬効成分を自分で調べ,適切な使い方を考えることができる |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末試験(70%),小試験またはレポートなどの課題(30%),計100%.全体を通して60%以上の得点を獲得した者を合格とする. |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 キャリア教育の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | ・講義をただ聞くだけでなく,手を動かして考える能動的な授業になるよう工夫する ・Moodleを活用して,講義内容の予告や再録,試験や課題の模範解答の公表など,授業時間外の自習学習の支援を充実させる. ・やむを得ない事情で欠席した者は,Moodleを用いて自習し,別課題を提出してもらうことで対応する. |
教科書 | 教科書:指定せず.講義資料を紙媒体あるいは,Moodleを利用して電子媒体で配布する. |
参考書 | 参考書:ボルハルト・ショアー現代有機化学(第6版)上・下(K. P. C. Vollhardt,N. E. Schore 著,化学同人),ベーシック創薬化学(赤路健一ほか 著,化学同人),ベーシック薬学教科書シリーズ6 創薬科学・医薬化学(橘高敦史 著,化学同人),新版農薬の科学(山下恭平ほか 著,文永堂出版) |
オフィスアワー | 月曜日16:30〜18:00 場所 生物資源663号室 |
受講要件 | 基礎的な有機化学と生化学を理解していること. 有機化学の反応機構を書く練習をするので,有機化学 I,II を履修していないと,本授業についていくのは厳しい.有機化学 I,II の単位を落としてしまった人は,本授業で復習することにより,単位習得につながるので,積極的に受けてほしい. |
予め履修が望ましい科目 | 有機化学 I,II,生化学 I,微生物学 |
発展科目 | 生化学 II,栄養化学,生物機能化学,生命機能化学実験実習 |
その他 | 受講生は連絡や資料の授受のため,Moodle HPに必ず登録すること. |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 医薬,農薬,化学構造,有機反応機構,作用機構,副作用,ドラッグデザイン,構造-活性相関,受容体,科学者倫理 |
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Key Word(s) | medicine, agrochemicals, chemical strutcure, organic reaction mechanism, function mechanism, side effect, drug design, structure-activity relationship, receptor, scientific ethics |
学修内容 | 1. ガイダンス,有機化学の基礎知識 2. 有機反応機構1 3. 有機反応機構2 4. 有機反応機構3 5. 抗菌薬1 6. 抗菌薬2 7. 抗ウイルス薬 8. 抗腫瘍薬 9. 抗炎症薬 10. 生活習慣病薬1 11. 生活習慣病薬2 12. 神経作用薬 13. 殺虫剤 14. 除草剤 15. 1~14のまとめ 16. 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | ・講義資料は,当日に紙媒体で配布するが,事前にMoodleに掲載するので,予習しておくと講義の理解が容易になる ・毎回の授業後に,Moodle上で解答する小テストもしくはレポート課題を課す。 ・講義スライドおよび課題の解答を、講義後にMoodleに掲載するので、各自で復習すること。 以下に,予習・復習の内容と学習時間の目安を示す。 ※定期試験で満点をとるために必要な時間の目安とご理解ください。 ・予習:授業前に,Moodleに掲載された講義資料を一読する(各回1時間) ・復習:講義資料と講義スライドを見直し,Moodle上での小テストに解答する(各回3時間) |
事前学修の時間:60分/回 事後学修の時間:180分/回 |