三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・農業生物学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 フィールドサイエンスセンター農場実習Ⅲ
フィールドサイエンスセンターのうじょうじっしゅういさん
Farm practice Ⅲ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2134-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 農場

担当教員 長菅輝義,奥田 均,三島 隆

NAGASUGA,Teruyoshi, OKUDA, Hitoshi, MISHIMA, Takashi

実務経験のある教員 教員名:奥田均
実務経験:元農水省果樹研究所カンキツ研究部栽培生理研究室室長、国研にて約20年間カンキツの生理研究(花芽形成、生理落果、水管理)に従事。
講義内容との関連性:
 果実の生産性や品質の向上を目標に据え、カンキツ樹の結実生理、水分生理に関する研究に長年にわたり従事。高品質果実生産のための水管理技術を開発・改良してきた。
教員名:長菅輝義
実務経験:独立行政法人農業生物資源研究所特別研究員、稲の子実生産にかおける生理学的研究を実施。
講義内容との関連性:稲を中心とした栽培方法の特徴やその発展に寄与した様々な技術革新とその理論的根拠となった研究事例に精通する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 資料により授業項目の概要、例えば対象作物の特徴や生育、管理を説明し、その後、実践する形式をとる。理解の程度を測るためにテストやレポートを課す。
学修の目的 農作物の栽培と収穫物や副産物の加工に関する基本知識を学び実際の管理作業を習得する。具体的には水稲、畑作物、果樹、露地・施設野菜の栽培や作物保護、農産物加工について基礎的な管理(種類、時期、方法)を習得する。このうち、農場実習Ⅲでは秋から冬の管理や加工を学習範囲にする。また、農業機械(刈り払い機、トラクター)の安全操作について学ぶ。
学修の到達目標 ・秋から冬にかけての管理(果樹の剪定の学理と実際、ミカン、大豆、キャベツの収穫など)を体験する。
・収穫物(ダイズ、ミカン)の加工法の理論ならびに要領を習得する。
・担当を決めたイチゴのポット栽培を通じて生育のあらましを観察しレポートにまとめる。病虫害・生理障害の実際的知識を得る。
・農業機械(刈り払い機、トラクター)の安全操作を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 理解度評価(80%)、テスト・レポート(20%)
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 アンケートやレポートなどをもとに必要な改善を実施する。
教科書
参考書 参考資料はmoodleで提供する
オフィスアワー 随時(nkiyoshi@bio)
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 農作物生育制御概論
発展科目 卒業研究、フィールドを利用した科目
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
環境教育に関連した科目
・天候や作物の生育状況などで実習内容が変更になる場合がある。必要な情報の発信はMoodleを通じて行うので頻繁にアクセスしてください。
・口蹄疫などの家畜伝染病への感染を予防するため海外渡航する際は実習担当教員に事前に相談してください。
・「日本農業技術検定」2級実技試験免除に関連した科目です。詳しくは全国農業会議所ホームページ(https://www.nca.or.jp/support/general/kentei/menjo.html)内の日本農業技術検定2級実技試験免除規定を参照してください。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=151
キーワード 栽培管理、養液栽培、農産加工(ミカン缶詰、豆腐)、サツマイモ,イネ、イチゴ、カキ、ナシ、ダイズ、トラクタ操作
Key Word(s) agricultural management,solution culture, agricultural products processing(canned mandarin, soybean curd),rice plant,Japanese pear, persimmon, strawberry, tractor operation
学修内容 第1回 ガイダンス、養液栽培(応用Ⅰ):イチゴなど果菜類の定植
第2回 養液栽培(応用Ⅱ):養液の管理(pH,EC,組成供給量など)
第3回 サツマイモ収穫
第4回 刈り払い機の安全操作法
第5回 ミカンの収穫
第6回 新米の官能評価       
第7回 ミカンの加工
第8回 竹林整備
第9回 ダイズの収穫
第10回 ダイズの加工
第11回 トラクターの操作法
第12回 養液栽培(応用Ⅲ):生育・収量調査、データ整理法
第13回:キャベツの収穫
第14回:落葉果樹の剪定Ⅰ:カキの剪定
第15回:落葉果樹の剪定Ⅱ:ナシの剪定
第16回:レポート
事前・事後学修の内容 ・実習に使用するテキストならびに事前に知っておくべき知識・情報などの関連資料をムードルを介して提供しますので予習しておいてください。
・実習内容の理解度を評価するため小テスト・レポートなどを課します。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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