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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・国語 | |
科目名 | 国文学 | |
こくぶんがく | ||
Japanese Literature | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 70~72 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 AⅡ類の国語教育コースは、国文学演習・古典Ⅰ~Ⅳおよび近代Ⅰ~Ⅳのうち1単位選択必修 |
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授業科目名 | 国文学演習・近代Ⅳ | |
こくぶんがくえんしゅう・きんだいよん | ||
Seminar on Japanese Modern Literature 4 | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | educ-lang-LITR2016-004
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
月曜日 7, 8時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 和田 崇(教育学部) | |
WADA, Takashi | ||
実務経験のある教員 | 【教員名】和田崇 【実務経験】高等学校における非常勤講師の経験を有す 【講義内容との関連性】実務経験より得た文学教育の現状に関する知見を活かして,文学作品の歴史的背景や読解法を文学教育と関連づけながら教授する。 |
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SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 日中戦争や太平洋戦争を描いた短編小説を題材とし、作品の分析方法を学ぶ。クラウゼヴィッツの『戦争論』(1832年)からルーデンドルフの『総力戦』(1935年)へと至り、これらの戦争においては、もはや戦争は政府や軍隊だけによって遂行されるものでなく、国民が総動員されるようになった。戦争そのもの、あるいは原爆や終戦といった出来事を文学はどのように表象しているのか。作品と社会との連関や虚構と現実との関係性の中で物語がどのように生起するかを考察する。 |
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学修の目的 | 日本近代文学の基礎的な知識や研究方法を学び、精読と調査によって文学作品を分析し、その成果を他者に伝える能力を修得する。 |
学修の到達目標 | 文学作品の研究法を学ぶことにより、教材研究の視野を広げることができる。 根拠にもとづいた精度の高い読解力を修得できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | ・討論への積極的参加度30%+発表30%+レポート40%=計100%(合計60%以上で合格)。 ・3分2以上の出席を要す(ただし、出席点として評価には加えない)。 |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
プロジェクト型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 eポートフォリオを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 毎回の到達目標を定め、段階的に研究活動を行うことで、グループ間の進捗に差が生じないように配慮する。 |
教科書 | 講談社文芸文庫[編/発行]『戦争小説短篇名作選』(2015年) |
参考書 | 永吉雅夫『「戦時昭和」の作家たち:芥川賞と十五年戦争』(青弓社、2020年) 『セレクション戦争と文学1-8』(集英社文庫、2019-2020年) 中川成美『戦争を読む 70冊の小説案内』(岩波書店、2017年) 『戦争と文学スペシャル : 戦後70年を読み直す』(集英社ムック、2015年) 石川巧・川口隆行 [編]『戦争を〈読む〉』(ひつじ書房、2013年) 浅田次郎ほか[編集委員]『コレクション戦争と文学1-20+別巻』(集英社、2011-2012年) 陣野俊史『戦争へ、文学へ : 「その後」の戦争小説論』(集英社、2011年) 井上ひさし・小森陽一[編著]『座談会 昭和文学史 第四巻』(集英社、2003年) 『昭和戦争文学全集1-15+別巻』(集英社、1964-1965年) ※その他は,授業内で適宜提示する。 |
オフィスアワー | 時間:毎週月曜日11,12限(ただし出張で対応できない日もある) 場所:国文学第1研究室(和田崇研究室) |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 国文学概説 |
発展科目 | 国文学講義(近代)および国文学演習(近代)の各科目 |
その他 | 社会状況や本学の方針に応じて、面接、ハイフレックス、完全オンラインの各授業方法へ柔軟に対応する。 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=9369 |
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キーワード | 日本近代文学,昭和期,太平洋戦争・日中戦争 |
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Key Word(s) | Modern Japanese Literature, Showa Era, World War II |
学修内容 | 第1回…オリエンテーション(1):授業計画・評価方法の確認 第2回…オリエンテーション(2):分析方法およびレジュメ作成方法(1)田村泰次郎「肉体の悪魔」を例に/作品選定期間 第3回…オリエンテーション(3):分析方法およびレジュメ作成方法(2)山川方夫「夏の葬列」を例に/作品選定期間 第4階…オリエンテーション(4):レポート作成方法/課題作品決定 第5回…演習(1):初読の感想・梗概を書く/作者について調べる 第6回…演習(2):注釈を付ける/物語の構造を分析する 第7回…演習(3):論点を確認する/先行研究を調べる 第8回…演習(4):先行研究を要約して批評する 第9回…演習(5):仮説を立てる/論証する(1) 第10回…演習(6):論証する(2) 第11回…演習(7):論証する(3) 第12回…発表(1):遠藤周作「あまりに碧い空」 発表(2):竹西寛子「儀式」 第13回…発表(3):野坂昭如「八月の風船」 発表(4):林京子「曇り日の行進」 第14回…発表(5):目取真俊「伝令兵」 発表(6):吉行淳之介「華麗な夕暮」 第15回…まとめ 期末レポート *上記は一例であり、履修者数に応じて課題作品や発表スケジュールを調整する。 |
事前・事後学修の内容 | 予習:演習期間は、毎回の到達目標が達成できなかった場合は、次の授業までに前回分の作業を終える。 発表期間は、次の授業までに指定された作品を読み、自分なりの読みや疑問点を整理し、発表者への質問を用意しておく。 復習:発表者は、授業内の討論や授業後のコメントで指摘された問題点を再考し、レポートの精度を高めるように努める。 |
事前学修の時間:60分/回 事後学修の時間:60分/回 |