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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・国語
科目名 国文学
こくぶんがく
Japanese Literature
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
70~72 期生
卒業要件の種別 選択必修
AⅡ類の国語教育コースは、国文学演習・古典Ⅰ~Ⅳおよび近代Ⅰ~Ⅳのうち1単位選択必修
授業科目名 国文学演習・近代Ⅱ
こくぶんがくえんしゅう・きんだいに
Seminar on Japanese Modern Literature 2
単位数 1 単位
ナンバリングコード
educ-lang-LITR2016-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 7, 8時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 和田 崇(教育学部)

WADA, Takashi

実務経験のある教員 【教員名】和田崇
【実務経験】高等学校における非常勤講師の経験を有す
【講義内容との関連性】実務経験より得た文学教育の現状に関する知見を活かして,文学作品を郷土教育と関連づけながら教授する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 国語教科書に過去に収録された短編小説を題材とし、作品の分析方法を学ぶ。そして、その分析結果を教材研究に活用し、授業に応用する方法を考える。
学修の目的 日本近代文学の基礎的な知識や研究方法を学び、精読と調査によって文学作品を分析し、その成果を教材研究や授業に応用する能力を修得する。
学修の到達目標 文学作品の研究法を学ぶことにより、教材研究の視野を広げることができる。また、根拠にもとづいた精度の高い読解や指導ができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 討論への積極的参加度30%+発表30%+レポート40%=計100%(合計60%以上で合格)。
3分2以上の出席を要す(ただし、出席点として評価には加えない)。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

プロジェクト型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
eポートフォリオを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 本演習についてはこれまで受講者に2回の発表を課していたが、今期は1回に限定することで、より質の高いプレゼンテーションおよびレポートの作成を実現することを目指す。
また、毎回の到達目標を定め、段階的に研究活動を行うことで、グループ間の進捗に差が生じないように配慮する。
教科書 中央公論新社[編]『教科書名短篇:少年時代』(中公文庫,2016年)
参考書 ※その他は、授業内で適宜提示する。
オフィスアワー 時間:毎週月曜日11,12限(ただし出張で対応できない日もある)
場所:国文学第1研究室(和田崇研究室)
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 国文学概説
発展科目 国文学講義(近代)および国文学演習(近代)の各科目
その他 社会状況や本学の方針に応じて、面接、ハイフレックス、完全オンラインの各授業方法へ柔軟に対応する。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=9274
キーワード 日本近現代文学,国語教科書
Key Word(s) Modern Japanese literature, Japanese language textbooks
学修内容 第1回…オリエンテーション(1):授業計画・評価方法の確認
第2回…オリエンテーション(2):分析方法およびレジュメ作成方法(1)南木佳士「急須」を例に/作品選定期間
第3回…オリエンテーション(3):分析方法およびレジュメ作成方法(2)三浦哲郎「盆土産」を例に/作品選定期間
第4回…オリエンテーション(4):レポート作成方法/課題作品決定
第5回…演習(1):初読の感想・梗概を書く/作者について調べる
第6回…演習(2):注釈を付ける/物語の構造を分析する
第7回…演習(3):論点を確認する/先行研究を調べる
第8回…演習(4):先行研究を要約して批評する
第9回…演習(5):仮説を立てる/論証する(1)
第10回…演習(6):論証する(2)
第11回…演習(7):論証する(3)
第12回…発表(1):永井龍男「胡桃割り」
     発表(2):井上靖「晩夏」
第13回…発表(3):安岡章太郎「サアカスの馬」
     発表(4):吉行淳之介「童謡」
第14回…発表(5):竹西寛子「神馬」
     発表(6):山川方夫「夏の葬列」
第15回…まとめ
期末レポート
*上記は一例であり、履修者数に応じて課題作品や発表スケジュールを調整する。
事前・事後学修の内容 予習:演習期間は、毎回の到達目標が達成できなかった場合は、次の授業までに前回分の作業を終える。
   発表期間は、次の授業までに指定された作品を読み、自分なりの読みや疑問点を整理し、発表者への質問を用意しておく。
復習:発表者は、授業内の討論や授業後のコメントで指摘された問題点を再考し、レポートの精度を高めるように努める。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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