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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 水産物品質学特論
すいさんぶつひんしつがくとくろん
Advanced Quality of Marine Products
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-5271-006
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期集中

開講時間
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 青木 恭彦(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻)

AOKI,Takahiko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 本特論では水産物の鮮度および安全性を化学的・分子生物学的に判定し,評価する方法を解説する.さらに世界で広く採用されている品質・衛生管理の手法であるHACCPの基本概念とHACCP義務化に伴う我が国の食品業界の対応についても解説する.
学修の目的 学生は、水産物の鮮度および安全性を化学的・分子生物学的に判定し,評価する方法に関する知識を得る。また、世界で広く採用されており、我国でも義務化された食品の品質・衛生管理の手法であるHACCPの基本概念が理解できる。
学修の到達目標 生鮮魚介類およびそれらの加工製品の品質は,原料の鮮度管理および食品衛生面における安全性によって保証される.本特論では水産物における品質管理の重要性および品質の安全性に関する客観的な科学的評価法について理解させることを目的とする.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート100%として評価する.(60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 指定せず
参考書
オフィスアワー 木曜日 13:00~17:30,712室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目(注:必ず入学年度の学習要項で確認してください.).

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 食品,水産物,鮮度,安全性,科学的評価方法,化学分析,HACCP
Key Word(s) Food, Marine products, Freshness, Safety of foods, Scientific evaluation method, Chemical analysis
学修内容 本特論では以下の内容について講義を行い,講義毎に提出されたレポートで理解度を確認し次回の講義の始めに理解不足の点を再度説明する.
 (1・2・3),, (4・5・6),, (7・8・9),, (10・11・12),(13・14・15),最近の食品に関する報道

第1回.食品としての水産物
第2回.魚食文化における鮮度の重要性
第3回.鮮度と品質管理
第4回.品質管理の評価法
第5回.科学的評価法とは?
第6回.1~5回の振り返り
第7回.化学的・分子生物学的品質判定法
第8回.我が国の食品衛生法
第9回.HACCPの基本概念
第10回.HACCPと「食の安全」
第11回.グローバルスタンダードとしてのHACCP
第12回.我が国における「食の安全」に対する意識
第13回.我が国のHACCP対応の動向について
第14回.HACCP義務化に伴う食品業界の対応と食品の輸出政策
第15回.1~14回の講義についてのまとめ質疑応答
事前・事後学修の内容 客観評価における科学的手法の役割、品質評価における化学分析について
第1回.事前 食品としての水産物について(2時間)
    事後 水産食品の品質について(2時間)
第2回.事前 魚食文化における鮮度の重要性について(2時間)
    事後 グローバルスタンダードとの関連(2時間) 
第3回.事前 品質管理と鮮度の関係(2時間)
    事後 魚食文化と品質管理(2時間)
第4回.事前 品質管理と鮮度評価(2時間)
    事後 鮮度指標と実際の応用(2時間)
第5回.事前 水産物の品質の科学的評価法(2時間)
    事後 科学的指標・基準による評価(2時間)
第6回.事前 1~5回の振り返り(2時間)
    事後 理解不足の点の復習(2時間)
第7回.事前 化学的・分子生物学的品質判定法(2時間)
    事後 化学的・分子生物学的品質判定法の長所と短所(2時間)
第8回.事前 我が国の食品衛生法(2時間)
    事後 食品衛生行政と食品衛生法(2時間)
第9回.事前 HACCPの基本概念(2時間)
    事後 HACCPの問題点(2時間)
第10回.事前 HACCPと「食の安全」(2時間)
    事後 HACCPとコンプライアンスの問題(2時間)
第11回.事前 グローバルスタンダードとしてのHACCP(2時間)
    事後 使用基準の概念と運用(2時間)
第12回.事前 我が国における「食の安全」に対する意識(2時間)
    事後 消費者意識の問題点(2時間)
第13回.事前 我が国のHACCP対応の動向について(2時間)
    事後 HACCP義務化への利点と問題点(2時間)
第14回.事前 HACCP義務化に伴う食品業界の対応(2時間)
    事後 我が国の食品の輸出政策について(2時間)
第15回.事前 1~14回の講義についてのまとめ(2時間)
    事後 問題点と理解度の確認(2時間)
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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