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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)共生環境学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 土壌圏循環学演習
どじょうけんじゅんかんがくえんしゅう
Seminar on Vadose Zone Hydrology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envr-5172-008
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 取出 伸夫(生物資源学研究科共生環境学専攻), 坂井 勝(生物資源学研究科共生環境学専攻)

TORIDE Nobuo, SAKAI Masaru

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 土壌圏(土壌-植生-大気)では,水分,化学物質,熱の流れが生じている。この土壌圏中の物質移動に関する最新の研究を紹介し,今後の研究について議論する.
学修の目的 土中の水分,溶質,熱移動に関する研究の流れを理解することにより,自分の修士論文の位置づけを明確にする.
学修の到達目標 自分の修士論文にかかわる既往の研究を理解し,修士論文に生かすことのできる力をつける.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 発表の評価(70%)および質疑応答の内容(30%)を総合的に評価する.
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業の感想をレポートで提出してもらい、適宜改善する予定.
教科書 特になし(資料配布)
参考書
オフィスアワー 随時受け付け.部屋番号574 (メール【取出:ntoride@bio.mie-u.ac.jp】で予約.)
受講要件 特になし.
予め履修が望ましい科目 土壌圏物理学特論
発展科目 土壌圏物理学特論
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=5008
キーワード 土壌物理,水分移動,溶質移動,熱移動, 窒素循環,炭素循環
Key Word(s) Soil physics, Water flow, Heat flow, Solute transport, Nitrogen cycle, Carbon cycle
学修内容 土壌物理学に関する以下の研究論文を読み,議論を行う.また修士論文の研究計画,進行状況についての発表を行う.
前期
第1回:土の水分保持特性の測定手法
第2回:土の水分保持特性と不飽和透水係数のモデル
第3回:土の水分保持特性と不飽和透水係数の逆解析
第4回:修士論文の研究計画
第5回:地表面からの蒸発
第6回:植物根による吸水と蒸散
第7回:蒸発散の測定と蒸発と蒸散の分離
第8回:蒸発散の推定モデル
第9回:土中の溶質移動:移流分散式
第10回:土中の溶質移動:溶質の吸着とイオン交換
第11回:土中の溶質移動:分解反応
第12回:土中の溶質移動:不均一な水分移動と動相・不動相モデル
第13回:土中の溶質移動:有機物分解と連鎖反応
第14回:土中の溶質移動:好気的分解と嫌気的分解
第15回:修士論文の進展報告
後期
第16回:修士論文の関わる論文の収集と報告
第17回:修士論文に特に関わる論文の報告
第18回:大気のエネルギー収支
第19回:地表面エネルギー収支
第20回:土中の熱の流れ
第21回:修士論文にかかわる研究レビュー
第22回:土中の水蒸気移動
第23回:不均一な水分移動とモデル化
第24回:不均一な水分・溶質移動
第25回:修士論文の進展報告
第26回:2次元の水分移動 1
第27回:2次元の水分移動 2
第28回:2次元の水分・溶質移動 1
第29回:2次元の水分・溶質移動 2
第30回:修士論文の進展報告
事前・事後学修の内容 計30回行う発表準備とゼミ形式で行った議論について復習する.
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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