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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 魚類増殖学特論
ぎょるいぞうしょくがくとくろん
Advanced Fish Culture
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-5371-006
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
集中講義形式で実施します.
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 開講時期を通知するときに指定します.

担当教員 ○吉岡 基(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻),淀 太我(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻),森阪匡通(生物資源学研究科附属鯨類研究センター)

○YOSHIOKA, Motoi,YODO, Taiga, MORISAKA, Tadamichi

実務経験のある教員 淀太我:魚類の生態を調査研究する実務職に3年間従事していた経験を活かし,とくに淡水魚の生態について実務的に指導する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 魚類の増養殖や種苗生産,ならびに関連する研究分野の最近の論文や総説等の文献を紹介し,輪読を行いながら関連事項の解説を行う.
学修の目的 魚類の増養殖や種苗生産,ならびにそれらに関連した研究分野において,どのようなことが最近の研究動向になっているかを理解する.
学修の到達目標 魚類の増養殖および種苗生産技術につき,専門用語を英語で理解できる.
鯨類の繁殖生物学や関連する研究分野について,専門用語を英語で理解できる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 輪読時の発表80%,試験20% 計100%による.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 単純な英文輪読型にせず,適宜,内容の解説を加え,理解度を高めるように努力する.成績の付け方を授業開始前により明確に説明する.
教科書 輪読資料を配付する.
参考書 魚類生態学の基礎(塚本勝巳編) 恒星社厚生閣.
Encyclopedia of aquaculture (Robert R. Stickney ed.) Wiley
オフィスアワー 毎週水曜日,12:00-12:50,613室(吉岡)
受講要件 魚類等の基礎生物学や繁殖生物学に関する基礎的知識を有していることがのぞましい.
基本的に英語論文を和訳する輪読なので,日本語よりも英語の方が堪能な学生(留学生等)にとっては教育効果は薄いため推奨しない。
予め履修が望ましい科目 学部における水生生物の増養殖に関する科目
発展科目 魚類増殖学演習
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目(注:必ず入学年度の学習要項で確認してください.).

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 魚類,増殖,養殖,種苗生産,外来魚,鯨類,鳴音
Key Word(s) Fish, Stock enhancement, Aquaculture, Seed production, Alien species
学修内容 7月期(予定)に集中講義(3日間)として実施する.
あらかじめ,魚類の増養殖,外来魚等に関する適切な総説を含む複数の論文(15編)を配付する.それらを集中講義日までに予習しておき,講義日に順番に翻訳を行いながら,関連事項についての質疑,解説を行う.

1. 水産重要魚類の増養殖に関わる最新の産卵生態学関連論文の読解と解説
2. 水産重要魚類の増養殖に関わる最新の回遊生態学関連論文の読解と解説
3. 水産重要魚類の増養殖に関わる最新の繁殖生理学関連論文の読解と解説
4. 水産重要魚類の増養殖に関わる最新の飼育環境関連論文の読解と解説
5. 水産重要魚類の増養殖に関わる最新の種苗生産技術開発関連論文の読解と解説
6. 魚類の増殖に影響を与える外来魚関連の最新の資源生物学関連論文の読解と解説
7. 魚類の増殖に影響を与える外来魚関連の最新の保全生態学関連論文の読解と解説
8. 魚類の増殖に影響を与える外来魚関連の最新の安定同位体生態学関連論文の読解と解説
9. 魚類の増殖に影響を与える外来魚関連の最新の繁殖生態学関連論文の読解と解説
10. 魚類の増殖に影響を与える外来魚関連の最新の個体群生態学関連論文の読解と解説
11. 魚類の増養殖を効果的に行うための最新の動物行動学関連論文(性選択①)の読解と解説
12. 魚類の増養殖を効果的に行うための最新の動物行動学関連論文(性選択②)の読解と解説
13. 魚類の増養殖を効果的に行うための最新の動物行動学関連論文(漁獲圧の影響)の読解と解説
14. 魚類の増養殖を効果的に行うための最新の動物心理学関連論文(自己認知)の読解と解説
15. 魚類の増養殖を効果的に行うための最新の動物行動学関連論文(疾病回避戦略)の読解と解説
(試験)
事前・事後学修の内容 予習項目:集中講義初日に輪読対象となる教材を10編程度事前配付およびムードルに掲載する.これらの論文について,1)要旨について,外国語辞書,関連の専門書籍やWebサイトを利用して訳文を作成しておくとともに,2)論文全体についても目を通し,要旨の内容の理解を補完するとともに,どのような論文であるかについて理解しておく(集中講義期間全体として,120分×15回相当).
復習項目:授業終了後は,講義で説明された内容を踏まえ,講義の解説部分の内容の確認(専門書籍での学修事項の更なる確認)と自分の訳文の正誤についてチェックを行い,訳文については必要な修正を行った上で完成訳としてノート等にまとめる(集中講義期間全体として,120分×15回相当).
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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