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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士後期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次, 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 水圏分子生態学
すいけんぶんしせいたいがく
Molecular Ecology in Aquaculture
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-7591-011
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
開講時期については適宜、教員の方から連絡を行う。
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 ○河村 功一(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻)

○KAWAMURA, Kouichi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 本講義では、分子生態学の概念、解析手法ならびに具体的なデーター解釈の方法を学ぶことを目的とする。履修者は毎回、教員により指定された各テーマに関連した科学論文を事前に講読し、指名された演者はセミナー形式で発表を行った後、グループディスカッションを行う事により、分子生態学についての理解を深める事を目標とする。
学修の目的 分子生態学の理論、方法論、解析手法を理解・習得することにより、水圏生物に関する分類体系や生物学的基礎知識をより深く学び、研究対象とする生物に関する最新の情報を理解して、博士学位論文作成に役立てることを目的とする。
学修の到達目標 履修者各人の博士論文で研究対象とする生物を含め、水圏生物に関する分類体系や生物学的基礎知識をより深く学び、研究対象とする生物に関する最新の情報を理解して、博士学位論文作成に役立てる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題についての発表 50%, セミナーにおける活動等 50%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 理論が難しい主要課題については、適宜、臨時セミナーを行い、個別説明を行う。
教科書 特に指定しない。参考書については、授業中に適宜紹介する。
参考書 Carroll SB, Grenier JK & Weatherbee SD (2005) From DNA to Diversity - Molecular Genetics and the Evolution of Animal Design -, Second Edition. Blackwell.
John C. Avise (2006) Evolutionary pathways in Nature. Cambridge.
オフィスアワー 研究室にて随時受け付けている。部屋番号:古丸(530室),河村(527室).E-mail((古丸)komaru@bio.mie-u.ac.jp(河村)kawamura@bio.mie-u.ac.jp)による問い合わせも可.
受講要件 細胞遺伝学,集団遺伝学,水圏動物生理学についての基礎知識を要する事が望ましい.
予め履修が望ましい科目 水圏分子生態学演習
発展科目 特になし。
その他 特になし。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 進化、系統発生、種概念、育種、形態学、集団遺伝、生理学
Key Word(s) evolution, phylogeny, breeding, morphology, population genetics, physiology
学修内容 毎回、分子生態学における課題を取り上げ、この課題に関連した科学論文(英語)を講読し、ゼミ形式による発表を行い,問題点,疑問点等についてディスカッションを行う。
第1回:メンデルからゲノム編集まで
第2回:遺伝子とゲノムの構造
第3回:遺伝子発現のプロセス
第4回:突然変異
第5回:遺伝子発現の調節
第6回:ゲノム
第7回:DNA分析で用いられる技術
第7回:DNAマーカーを用いた多型の検出法
第9回:多型検出の対象となるゲノム
第10回:遺伝情報の解釈:個体レベル
第11回:遺伝情報の解釈:集団の遺伝的多様性
第12回:遺伝情報の解釈:集団間の遺伝的差異
第13回:遺伝情報の解釈:系統解析
第14回:保全遺伝学
第15回:ゲノム情報の活用
事前・事後学修の内容 予習:毎回,前回の授業で与えられた英語科学論文を読み,問題点を整理する(2時間).発表当番の際はPowerPointを用いたプレゼン用資料の作成を行う(8時間)
復習:当日の授業で用いた科学論文の内容を完全に理解する(2時間)
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:60分/回

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