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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教育学部・教職に関する科目
科目名 教育の方法及び技術
きょういくのほうほうおよびぎじゅつ
Methodology and Tact of Education
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
~73 期生
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 教育内容・方法論
きょういくないようほうほうろん
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-METH1301-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 3, 4時限
授業形態


* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 楊 欣

You Kin

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 授業を「つくる」基本的な技術、姿勢を身につける
授業の三要素(教師、子ども、教材)について分析的にとらえるとともに、とくに教材研究、教材づくりについて、その理論と方法、実際に行ってみる中で理解できるようにする。
学修の目的 100%の授業(すごくすばらしい授業)ではなく、60%の授業ができるように基礎・基本を身につける。そして自分のモチーフを大事にした授業が一応つくれることを目標にしたい。
学修の到達目標 授業づくりの基本的な枠組みについての知識および実践的能力
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

すべて100%

成績評価方法と基準 レポート 及び 平常点
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 講義にて指定
参考書
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 授業づくり、文化内容と材、具体性と意外性、教授行為、教師の力量
Key Word(s) Making of lessons,Contents of culture and Materialz,Activity of Teaching
学修内容 第1回 オリエンテーション(本講義の説明、教育方法とは、子どもの頃の不思議、問いの消滅)
概要:自分の子どもの頃を振り返り、「子どもの頃の不思議」が消えていくメカニズムを教育方法論の観点から考察する。
第2回 子どもの学びをどうとらえるか(大人と子ども、学校の成立、学校の役割)
概要:映像資料の分析を通して、「子どもの問い」と「学校的な問い」の違いを考察する。
第3回 「教え」と「学び」の関係①(権威・権力、政治的空間)
概要:映像資料および文献資料の分析を通して、教室における教師の権威・権力について考察する。
第4回 教え」と「学び」の関係②
概要:事例の分析を通して、教育の可能性と限界について考察する。
第5回 授業編成の一般的原則① 小・中学校の授業実践の解釈・分析
(教育方法論 、教育の意図・目的)
概要:授業の実践の分析を通して、授業における教育の目的・意図について考察する。
第6回 授業編成の一般的原則② 中学・高校の授業実践の解釈・分析
(教材論、文化内容と材、「材」の要件)
概要:授業実践の分析を通して、授業における教材の要件について考察する。
第7回 授業編成の一般的原則③ 海外の授業実践の解釈・分析(教育方法論、)
概要:海外の授業実践の分析を通して、授業の方法について考察する。
第8回 授業づくり① 魅力的な材づくりの原理・原則と実践(具体性、典型性、意外性)
概要:これまでの学習を踏まえ、実際に授業プランを立てる。
第9回 授業づくり② 教科書と材の関係(教科書、材)
概要:教科書と材の関係について理解する。
第10回 授業づくり③ 魅力的な発問の原理・原則と実践(教室談話、発問)
概要:発問理論を踏まえ、実際に質の高い問いを考える。
第11回 子どもの学びをどうとらえるか(学び論、個体能力主義学力観、関係論的学力観)
概要:近年の学習理論をベースに、他者と学ぶことの意義について理解する。
第12回 教育評価の立場とその理論①(絶対評価、相対評価、目標準拠型評価)
概要:映像資料の分析を通して、評価の意義と課題につい考察する。
第13回 教育の評価と立場とその理論②(ルーブリック、パフォーマンス評価、ポートフォリオ評価)
概要:ルーブリックづくりを通して、評価方法を理解する。
第14回 教師の専門性(聴く、待つ、寄り添う)
概要:実践の分析を通して、教師の子どもの接し方、心構えについて考察する。
第15回 授業づくりの改革(ICT、反転授業)
概要:映像資料の分析を通して、現在の授業改革の現状と教師の専門性について考察する。
第16回 レポート 本講義の学習の全体総括 (自己省察)
概要:本講義を通して、自身の教育観や子ども観、教師観や授業観がどのように変容したのかについて省察を行う。
事前・事後学修の内容 授業内容について疑問点を残さないよう、次回までに復習をしておくこと。自分が受けてきた被教育経験について整理し、その方法や構造について考えておくこと。 
日ごろから、様々な事柄に関して、興味・関心・疑問を抱くこと。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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