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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士後期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次
 受講希望者は,履修登録前に連絡をすること.
選択・必修 選択
授業科目名 食品生理機能学
しょくひんせいりきのうがく
Physiological Function of Food
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-7491-018
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限
 後期開始前に,開講時期について掲示を行うので,掲示板を確認すること.
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所  生物資源学部校舎2階202教室

担当教員 柴田 敏行(大学院生物資源学研究科・生物圏生命科学専攻・海洋生命分子化学講座・海洋食糧化学教育研究分野)

SHIBATA, Toshiyuki

実務経験のある教員  盛田株式会社では品質管理課,マルキンバイオ株式会社では研究開発課にて,それぞれ業務に従事した.前者では,しょうゆ・つゆ等の格付け検査員としてJAS規格(日本農林規格)に基づいた製品の品質管理,適合確認,文章作成と届け出を担当した.さらにISO9001内部監査員として,監査の業務(文章管理や製造現場の確認)に従事した.排水の分析(BOD,COD,SSなど)や煤煙の管理も行った.後者では,開発IIチームに所属し,医療用診断キットの開発と酵素反応による希少糖製造の技術開発をそれぞれ担当した.この講義では,品質管理業務と研究開発業務の実際についても取り上げながら授業をすすめる.

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  食品素材に含まれる機能性成分について,構造や生理機能,それらの定量分析と評価方法に関する最新の知見を紹介する.
学修の目的  食品素材に含まれる機能性成分について,構造や生理機能,それらの定量分析と評価方法に関する最新の知識を取得する.
学修の到達目標  食品素材に含まれる機能性成分について,構造や生理機能,それらの定量分析と評価方法に関する最新の成果や大学・研究機関の研究動向,企業の開発動向について知識を得る.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準  講義への取り組み姿勢:20%,質疑応答の様子:30%,プレゼンテーション:50%,計100%(合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書  適宜,資料を配布する.
参考書  適宜,資料を配付する.
オフィスアワー  随時.E-mail(shibata@bio.mie-u.ac.jp)での問い合わせにも対応する.
受講要件  
予め履修が望ましい科目  海洋食糧化学特論,海洋食糧化学演習
発展科目  特別演習,特別実験,特別調査研究
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード  機能性食品,生理活性物質,バイオ計測,フィトケミカル
Key Word(s)  Functional food, Physiological active substance, Biomeasurement, Phytochemical.
学修内容  生理活性物質の構造,生理活性や作用機序,バイオ計測を主要なキーワードとし,最新の研究論文について受講生が文献の検索を行い,内容をまとめる.プレゼンテーションを通じて,それに対する討論と関連事項の解説ならびに教授を行なう.

第1回:文献検索サイト,Sci Finderの使い方
第2回:陸上植物のポリフェノールの構造と生理機能に関する文献検索
第3回:陸上植物のポリフェノールのバイオアベイラビリティに関する文献検索
第4回:海藻ポリフェノールの構造と生理機能に関する文献検索
第5回:海藻ポリフェノールのバイオアベイラビリティに関する文献検索
第6回:第2回から第5回の学修内容を踏まえた総合討論
第7回:イミダゾールジペプチドの生理機能に関する文献検索
第8回:イミダゾールジペプチドの分析法に関する文献検索
第9回:第7回から第8回の学修内容を踏まえた総合討論
第10回:アルギン酸リアーゼ生産菌とその酵素の性状解析に関する文献検索
第11回:ウルバンリアーゼ生産菌とその酵素の性状解析に関する文献検索
第12回:海藻多糖類の生理機能に関する文献検索
第13回:海藻多糖類の生産に関する文献検索
第14回:希少糖の生産や生理機能に関する文献検索
第15回:第10回から第14回の学修内容を踏まえた総合討論
(期末試験)
事前・事後学修の内容 予習:「PubMed」等の検索サイトを用いて,生理活性物質の構造や生理機能,作用機序をテーマとした直近5年の論文を検索する.内容についてレジュメとプレゼン用ファイルを作成する.この作業は,毎週2時間行うこと(計30時間)
復習:他の受講生が発表した内容について,レジュメをもとに整理し勉強する.紹介された文献を読み,内容を確認する.この作業は,毎回の授業終了後,2時間行うこと(計30時間)
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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