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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教養教育・教養基盤科目・異文化理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 異文化理解Ⅱ総合(フランス語)
いぶんかりかいⅡそうごう(ふらんすご)
Foreign Studies II Comprehensive (French)
単位数 1 単位
ナンバリングコード
libr-fndt-FORA2321-001
開放科目 非開放科目    
分野
開講学期

前期

開講時間 火曜日 9, 10時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 井出 勉(非常勤講師)

IDE, Tsutomu

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 異文化理解の一環として、現代のフランスについて、わかりやすく書かれた時事フランス語の文章を講読する。学生の理解度に応じて、テキスト以外の新聞・雑誌記事等を抜粋し講読するが、DVDなども随時用い、フランス文化に親しんでもらう。
学修の目的 フランス文化との関わりを端緒として、アメリカ文化とは違うヨーロッパ文化という異文化への関心を養い深めてもらう。中級程度のフランス語で書かれた文章の理解を通して、正確な音読を習得し、異文化コミュニケーションに役立ててもらう。
学修の到達目標 フランス文化を概観することで、現代フランスの現状や歴史的背景及びその問題点について理解する。
フランス語に関しては、フランス語検定試験3級・準2級程度の文法力、語彙力、および読解力を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末試験60%、平常点40%(授業中の読み、訳、質疑応答、授業への積極的参加など)で総合的に評価する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 一方的な講義にならないように努めたい。また、学生個々の能力を高め、活発な質疑応答ができる雰囲気を作るよう努力したい。
教科書 石井洋二郎、ミシェル・サガズ『時事フランス語 2021年度版』朝日出版社
参考書 授業中に随時紹介
オフィスアワー 授業前、授業後に対応。
至急の場合の連絡窓口は人文学部・山本覚(kakusan@human.mie-u.ac.jp)。
受講要件 異文化理解Ⅰ基礎(フランス語)a・b(またはフランス語Ⅰ文法前・後)と異文化理解Ⅰ演習(フランス語)a・b(またはフランス語Ⅰ講読前・後)を受講してあること。ないしは実用フランス語技能検定試験(仏検)4級以上に相当する能力を有すること(4級以上の取得者ならば1年生でも受講を認める)。
予め履修が望ましい科目 異文化理解Ⅰ基礎および演習(フランス語)計4単位(ないしはフランス語Ⅰ文法および講読計4単位)
発展科目 後期に開講される「異文化理解Ⅱ総合」
その他 前期と後期を通して受講することを勧める。
また、異文化理解Ⅱ演習(フランス語)と並行して受講することを勧める。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード フランス、フランス文化、フランス語、異文化理解
Key Word(s) France, French Culture, French, Foreign Studies
学修内容 第1回~3回 「黄色いヴェスト運動」:フランスでのデモは珍しいことではないが、2018年11月17日から始まった「黄色いヴェスト運動」は戦後、最も長期化した抗議運動となっている。「黄色いヴェスト運動」の原因と意義、さらにはその問題点について考える。

第4回~6回 「気候変動」:地球温暖化の危機を訴える若き環境活動家スウェーデン人少女、グレタ・トゥーンベリの活動に対する賛同と批判によって、本来の地球温暖化の危機についての本質への議論がそれてしまっている危険性について考える。

第7回~9回 「電動キックスケーター」:パリなどの大都市では、地下鉄やバス、路面電車などの移動手段以外に、「ヴェリブ」と呼ばれるセルフサービスのレンタル自転車が登場し、すっかり定着した。しかし、さらに便利な移動手段として登場した「電動キックスケーター」は、自転車以上に、乗り捨ての横行や歩行者との事故の多発の問題を引き起こしている。我が国でも検討されているが、政府の規制や今後の問題点について考える。

第10回~12回 「フランスの新聞記事を読む」:最新のフランスの時事問題をネット上のフランスの新聞記事を通して考える。

第13回~15回 「睡眠不足」:インターネットの利用時間が増加するとともに、学生の睡眠不足による授業中の居眠りもますます大きな問題となっている。授業以外にも健康状態に支障を来す若年層の睡眠不足について考える。
事前・事後学修の内容 テキスト付属のCDを繰り返し聞き、音読して下さい。また、十分な予習をして授業に臨んで下さい。
事前学修の時間:40分/回    事後学修の時間:20分/回

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