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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 中国文学演習B
ちゅうごくぶんがくえんしゅう B
Seminar in Chinese Literature B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-165
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 湯浅陽子(人文学部文化学科)

YUASA,Yoko

SDGsの目標
連絡事項 【Moodleコース】https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=11817

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 おもに宋代(960~1279)の散文(古文)を題材として、中国古典学の基礎となる漢文資料を読解する練習をするなかで、中国の古典詩文に対する理解を深める。
授業では返り点などのない白文を使用し、現代中国語による音読と日本語による訓読、さらに現代日本語による訳を求める。
学修の目的 中国の古典詩文に対する理解を深める。
学修の到達目標 漢文を読みこなす力をつける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 日常の授業での担当70%、レポート30%。計100%。(合計が60%以上で合格)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 散文(古文)を用い、基本的な読解力を養えるようにした。
教科書 必要に応じて授業中に資料を配布する。
参考書 必要に応じて授業中に紹介する。
オフィスアワー 金曜日 12:00~13:00 場所:湯浅研究室(教養教育4号館4階)
受講要件 この授業は国語科教員免許の漢文学に該当する。
予め履修が望ましい科目 異文化理解Ⅰ(中国語)以上、文学概論J、中国の文学A、中国文学演習A
発展科目 中国の文学B
その他 中国語を学習したことがない人も受講可能です。
その場合は、中国語による音読は求めず、白文の訓読と日本語現代語訳を求めます。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 宋代散文選読
Key Word(s) Classical Proses of the Song Dynasty
学修内容 第1回:ガイダンス:蘇軾の伝記と別集のテクストについて
第2回:蘇軾「記承天寺夜游」
第3回:蘇軾「記游定惠院」① 定惠院東の庭園
第4回:蘇軾「記游定惠院」② 游定惠院の足取り
第5回:蘇軾「前赤壁賦」① 黄州赤壁での船遊び
第6回:蘇軾「前赤壁賦」② 洞簫を吹く客の感慨
第7回:蘇軾「前赤壁賦」③ 蘇子の意見
第8回:蘇軾「前赤壁賦」④ 長江と月の象徴するもの
第9回:蘇軾「後赤壁賦」① 再度の船遊びの経緯
第10回:蘇軾「後赤壁賦」② 岩山に登って目にしたもの
第11回:蘇軾「後赤壁賦」③ 鶴と道士 / まとめ
第12回:蘇軾「石鐘山記」① 『水經』の記述に対する疑問
第13回:蘇軾「石鐘山記」② 現地での調査の状況
第14回:蘇軾「石鐘山記」③ 調査を踏まえた考察
第15回:蘇軾「石鐘山記」④ まとめ / 全体のまとめ
事前・事後学修の内容 授業では返り点のない白文を使用し、現代中国語による音読と日本語による訓読、さらに現代日本語による訳を求めるので、必ず予習した上で出席すること。また授業のあとにも内容整理しておくことが望ましい。漢和辞典を必ず持ってくること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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