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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 海洋生物資源学科・海洋生物資源学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択必修
教育コース選択必修:海洋P指定科目
授業科目名 漁業生産学
ぎょぎょうせいさんがく
Fisheries technology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Mari-2531-014
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 5, 6時限
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 森川 由隆(生物資源学部生物圏生命科学科)

MORIKAWA, Yoshitaka

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 日本は世界でも有数の水産国であり、様々な漁法により水産生物が捕獲されている。本講義では本国の代表的な漁獲方法や漁具の仕組みを解説するとともに、漁具に対する魚の行動について講述する。
学修の目的 水産上最も主要な漁業について、操業方法や漁具に関する知識、さらには効率的な生産方法を習得する。
学修の到達目標 水産資源として重要な魚類について捕獲するための方法や漁具の構造に関する知識を習得するとともに、漁具に対する反応行動などを理解することにより、水産動物の効率的な生産方法を学ぶ。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
なし
成績評価方法と基準 定期試験(100%)により評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 一部に写真や動画などを用いた詳細な説明と板書により、わかりやすく口述する。
教科書 講義中に適宜紹介するか場合によっては配布する。
参考書
オフィスアワー 毎週水曜日 12:00~13:00 520号室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 水産学総論
発展科目 海洋生物資源調査実習
その他 高等学校教諭一種免許(水産)-水産の関係科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 魚類、網漁業、網漁具、釣漁業、釣漁具、行動
Key Word(s) Fishing method, Fishing gear, Fishing ground, Ethology
学修内容 第1回:はじめに-日本の漁業と生産量
第2回:ひき網漁法の種類や漁場および網の構造
第3回:ひき網の操業方法と漁獲過程
第4回:ひき網に対する魚の行動
第5回:まき網漁場および巾着網の構造と操業方法
第6回:まき網の漁獲過程と漁獲モデル
第7回:さんま棒受け網漁場および同漁具の構造と漁獲過程
第8回:刺し網漁法の種類や漁場および同網に対する魚の行動
第9回:建網漁具の種類や構造と漁獲過程
第10回:定置網に対する魚群の行動と居残率
第11回:延縄漁法の種類や漁場および漁具の構造
第12回:延縄漁法の操業方法および浸漬時間と釣獲率の関係
第13回:かつお一本釣漁法の漁場および操業方法
第14回:いか釣漁法の漁場や漁具の構造および操業方法
第15回:その他釣り漁法の種類と漁具の構造
第16回:定期試験
事前・事後学修の内容 準備学習(予習・復習)等の内容と分量
予習:次回講義に使用する配付資料をよく読み、概要をあらかじめ理解しておく(1時間)。
特に第6回目のまき網の漁獲モデルの解説や第12回の浮き延縄の釣獲水深計算おいて数式の理解が必要となるので、数学(特に三角関数)について予習しておくこと。
復習:講義資料をよく読み、内容の理解に努める(3時間)。
特に漁法の種類や漁具の構造および漁具各部名称と操業過程、漁場や生産量の推移について、しっかり復習しておくこと。
また第6回まき網の漁獲モデル式や第12回の浮き延縄の釣獲水深計算式では、実値を用いた計算や漁獲シミュレーションを行うので、内容をよく復習しておくとともに、エクセルによる数式入力についても予習しておくこと。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:180分/回

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