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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・社会 | |
科目名 | 政治学 | |
せいじがく | ||
Politics | ||
受講対象学生 |
教育学部 他類の学生の受講可 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 ~72 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 |
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授業科目名 | 政治史 | |
せいじし | ||
history of politics | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ED-POLI-2
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
水曜日 1, 2時限 |
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授業形態 |
* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 社会科図書室 | |
担当教員 | 馬原潤二(教育学部) | |
MAHARA Junji | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 21世紀はグローバル化の掛け声とともにはじまった。当初、ヒト・モノ・カネの移動の自由化は国境を無意味化し、国家を相対化するといわれてきた。ところが、実際はどうか。国境は厳然として存在しているし、国家は今もって国際政治の主要なプレーヤーであり続けている。その地位が相対化されているというのも、現実的にはどうにも疑わしい。そして何より、ナショナリズムの猛威は今なお世界中を席巻している。わたしたちは未だに国家・国境・ナショナリズムにかわるものを探しあぐねているというのが実際のところなのだろう。 とはいえ、グローバル化の進行はかつてのような国民国家のあり方に大きな変容を迫っている。19世紀に端を発するナショナリズム的な国民統合に基づく国家づくりは、その意味では、大きな曲がり角にさしかかっているといえようが、それでは「今・ここ」において、どのような変化を遂げようとしているのだろうか。 本講では、こうした問題意識のもと、かかる変化がもっとも目にみえる形で進行しているヨーロッパに注目し、国民「教化」の装置たる軍事博物館のあり方の変化を探ることによって、現代の国民統合のトレンドの実相を考えていくことにしたい。具体的には、ロシア、ドイツ、イギリス、オーストリアの国々を中心とするヨーロッパ各国の軍事博物館が現在どのようなかたちで人々を統合しようとしているのかを考察し比較するなかから、新しい国民統合のあり方について考えていくことにする。したがって、政治的な歴史のとらえ方と人々の組織化のあり方が時代にの変化応じて更新されていく様子を追跡し、歴史と政治の関係を考えることがここでの課題となる。 |
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学修の目的 | いわゆるナショナル・ヒストリー形成のプロセスとその政治的意味についての知識を涵養するとともに、歴史的事例の意味するところを検討する方法論と批判的思考能力を向上させることを目的とする。 |
学修の到達目標 | 歴史的な知識を涵養し、政治のありようについてのより立体的な理解を図ること、また、政治的な問題について歴史的見解を踏まえつつ思考できるようになることを目標とする。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポートの提出を求める。 |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 使用しない。 |
参考書 | 講義中に適宜指示する。 |
オフィスアワー | 随時 |
受講要件 | ヤル気。興味。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | ナショナリズム 国民国家 |
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Key Word(s) | nationalism nation state |
学修内容 | 第1回:総論①軍事博物館と政治 第2回:総論②ヨーロッパという文脈 第3回:総論③歴史科学の革新 第4回:総論④ヨーロッパ軍事博物館について 第5回:ロシア連邦中央軍事博物館 第6回:ロシア連邦中央軍事博物館 第7回:ドイツ連邦軍軍事歴史博物館 第8回:ドイツ連邦軍軍事歴史博物館 第9回:中括 第10回:イギリス国立陸軍博物館 第11回:イギリス国立陸軍博物館 第12回:オーストリア軍事史博物館 第13回:オーストリア軍事史博物館 第14回:総括・ヨーロッパの現状 第15回:付論・日本のこと |
事前・事後学修の内容 | 予習は必要ない。 |
事前学修の時間: 事後学修の時間:100分/回 |