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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・英語
科目名 英語学
えいごがく
English Linguistics
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
70-72 期生
・この授業科目の標準履修年次は2年次(後期)です。
卒業要件の種別 選択
授業科目名 英語史
えいごし
History of the English Language
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-engl-LING2004-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 教育学部専門1号館3階

担当教員 西村秀夫(教育学部英語教育講座)

NISHIMURA Hideo

実務経験のある教員 高等学校非常勤講師、検定教科書編纂協力の経験に基づき、特に学校現場における英語指導、特に英文法指導に資する視点を提供する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 「現代英語をよりよく理解するための英語史」をテーマに、今から約1,550年前、ヨーロッパのはずれの一島国の言語として始まった英語が今日「国際共通語(lingua franca)」と呼ばれるまでにいたった背景を「標準化と多様化」をキーワードに考察する。あわせて、音韻・形態・語彙・統語・意味などの変化の歴史についても概観する。
学修の目的 ・言語の変化に対する関心を深めることを目的とする。特に、
(1)「標準英語」の成立と「国際共通語」としての多様化する背景を学び、言語がそれを使用する社会と密接に関わり合うものであることを理解する。
(2)現代英語で「例外」「不規則」と考えられている言語現象の多くが英語史的な視点から説明可能であることを理解する。
学修の到達目標 上記「学習の目的」(1)を通じて、英語の非母語話者が「外国語」として「英語を教える」ことの意味、教える際にどのような英語をめざすか、等について自分なりの意見を持つようになることを目標とする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 教室での活動(発表・小テスト)60%、期末試験 40%を予定。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 質問、意見発表、説明発表など、学生の積極的参加を促す。
教科書 寺澤 盾『英語の歴史―過去から未来への物語』(中公新書 2008年)
参考書 ・堀田隆一『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』(研究社 2016年)
その他、教室で指示する。
オフィスアワー 月曜5-6限(事前調整要)
受講要件 「英語学概論」を履修済みか履修中であること。あわせて中学校英語免許を主免許とする学生(AIIの学生)は、「英語音声学演習」および「英文法ゼミナール I, II 」をすでに履修しているか履修中であること。
予め履修が望ましい科目 英語学概論
発展科目 英語学講義II,英語学ゼミナールI, II
その他 日ごろから英語を注意深く見て、ささやかな疑問であってもおろそかにしない姿勢が求められる。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 英語の歴史 英語の標準化 英語の多様性 言語変化
Key Word(s) history of the English language, standardization of English, varieties of English, language change
学修内容 第1回:英語とは何か
第2回:英語史序説(1)―言語は変化する
第3回:英語史序説(2)―英語の歴史を学ぶ意義
第4回:英語史詳説(1)―インドヨーロッパ語としての英語
第5回:英語史詳説(2)―時代区分
第6回:英語史詳説(3)―発音の変化1 大母音推移
第7回:英語史詳説(4)―発音の変化2 アメリカ英語の発音(+アメリカ英語の歴史)
第8回:英語史詳説(5)―語彙の変遷
第9回:英語史詳説(6)―人称代名詞の変遷
第10回:英語史詳説(7)―文法の変化1 屈折の衰退
第11回:英語史詳説(8)―文法の変化2 動詞の用法の変化をめぐって
第12回:規範主義と記述主義
第13回:標準英語とは何か
第14回:未来の英語
第15回:まとめ
定期試験
事前・事後学修の内容 ・「講義」科目ではあるが「演習」形式で行う(事前に割り当てて発表してもらう)。
・講義内容がより深く理解できるよう各種の参考文献を紹介するので、出来る限り教室外で読んでおくことが求められる。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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