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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
生物圏生命化学科・海洋生命分子化学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修科目 |
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授業科目名 | 水産食品衛生学 | |
すいさんしょくひんえいせいがく | ||
Marine Food Hygienics | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-2231-005
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
オンライン授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | ○青木 恭彦(生物圏生命科学科) | |
○AOKI, Takahiko | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 本講義の目的は,飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し,公衆衛生の向上および増進に寄与することである.そのため,ここでは水産物を中心として食中毒の原因,予防法,動植物自然毒,食品汚染物質,食品の安全性およびHACCPなどを学習し、併せて基本的な安全性評価の手法を説明する. |
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学修の目的 | 学生は、本講義を履修することにより、食中毒などの基礎的知識を得る事が出来る。さらに、HACCP等の食品の安全性に関する講義から、正しい食品衛生管理の概念を客観的・系統的に理解する事ができるようになる。加えて、講義で課せられるレポートの作製等により、最近頻発する食の安全に関する報道について、自分自身で客観的に考察・判断することが可能となる。 |
学修の到達目標 | 食品は本来「なまもの」であるので,微生物によっても,あるいは科学的にも変質や汚染を受けやすい.これら食中毒性細菌および食品の持っている特性を併せて理解し,かつ食品に基づく健康への悪影響を少しでも起こさないように,消費者側の立場と共に製造者側の立場からみた合理的な「食の安全」に対する理解, さらにはHACCP等の食品製造の衛生管理に関する概念の理解を達成させる. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末試験50%(100点満点で採点し,1/2とする),小テスト40%,レポート10% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
キャリア教育の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | 最近のトピックス(30年度は,HACCPの義務化等の国内動向と食品衛生法について)と講義内容をリンクさせて新聞記事を引用しながら授業を行う。 |
教科書 | 教科書:「新・食品衛生学 第二版 」藤井建夫・塩見一雄 著,恒星社厚生閣 |
参考書 | 「新栄養士課程講座 食品衛生学」宮沢文雄編著,建帛社 |
オフィスアワー | 毎週木曜日 13:00〜17:30,生物資源学部棟7F(712室). |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 微生物学, 水産物品質学 |
発展科目 | 海洋資源微生物学 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 細菌性食中毒, 化学性食中毒, 自然毒食中毒, HACCP, 食品添加物, 食品アレルギー |
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Key Word(s) | Bacterial food poisoning, Food poisoning by chemicals, Natural toxic food poisoning, HACCP, Food additives, Allergy by food constituent |
学修内容 | 第1回. 食中毒とは1―定義および食品衛生法による食中毒の分類 第2回. 食中毒とは2―わが国での発生状況,病因物質,季節による変動 第3回. 細菌性食中毒に対応する食品製造における衛生管理の概念 第4回. 細菌性食中毒1―腸炎ビブリオ食中毒,サルモネラ食中毒 第5回. 細菌性食中毒1―ブドウ球菌食中毒,カンピロバクター食中毒 第6回. 細菌性食中毒2―病原大腸菌食中毒,ウェルシュ菌食中毒, ボツリヌス食中毒 第7回. 細菌性食中毒3―最近注目されている食中毒(ノロウィルス, 寄生虫等) 第8回. 細菌性食中毒4―その他の細菌性食中毒と細菌性食中毒に 関する小テスト 第9回. 動物性自然毒―フグ毒,貝毒,有毒魚 第10回. 植物性自然毒―毒キノコ等 第11回. 化学性食中毒―重金属,化学合成物質,内分泌撹乱物質 第12回. 化学性食中毒―放射性物質(Cs137等) 第13回. 食品衛生に関するその他の講義1-食品添加物 第14回. 食品衛生に関するその他の講義2-農薬等の残留問題と安全 基準の設定 第15回. 食品製造における衛生管理方法論としてのHACCPの概念 16. 期末試験 |
事前・事後学修の内容 | 第1回.事前 食中毒の定義および食品衛生法(2時間) 事後 食品衛生法による食中毒の分類(2時間) 第2回.事前 食中毒のわが国での発生状況について(2時間) 事後 病因物質と季節による変動について(2時間) 第3回.事前 微生物の形態,細菌性食中毒の病原菌検索(2時間) 事後 一般生菌数および汚染指標菌検査について(2時間) 第4回.事前 腸炎ビブリオ食中毒,サルモネラ食中毒について(2時間) 事後 原因菌の特徴と実際の対応について(2時間) 第5回.事前 ブドウ球菌およびカンピロバクター食中毒について(2時間) 事後 原因菌の特徴と実際の対応について(2時間) 第6回.事前 レポート「HACCPと客観評価について」((2時間) 事後 レポート添削・返却後の再提出(2時間) 第7回.事前 病原大腸菌食中毒,ウェルシュ菌食中毒について(2時間) 事後 原因菌の特徴と実際の対応について(2時間) 第8回.事前 最近注目されている食中毒について(2時間) 事後 最近の動向と社会の動きの関連性(2時間) 第9回.事前 動物性自然毒―フグ毒,貝毒、魚類の毒について(2時間) 事後 最近の動向と社会の動きの関連性(2時間) 第10回.事前 毒キノコと食中毒について(2時間) 事後 最近の動向と社会の動きの関連性(2時間) 第11回.事前 化学性食中毒について(2時間) 事後 最近の動向と対応策について(2時間) 第12回.事前 放射性物質(Cs137等)の問題について(2時間) 事後 放射性物質と内部被曝について(2時間) 第13回.事前 食品添加物について(2時間) 事後 食品添加物利用と安全性(2時間) 第14回.事前 農薬等の残留問題について(2時間) 事後 農薬等の残留問題と安全性(2時間) 第15回.事前 1~14回の講義についてのまとめ(2時間) 事後 問題点と理解度の確認(2時間) |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |