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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・国語
科目名 国語学
こくごがく
Japanese Linguistics
受講対象学生 教育学部

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
期生
卒業要件の種別 選択
授業科目名 日本語学講義 Ⅱ
にほんごがくこうぎ に
Japanese Linguistics(Phonetics)Ⅱ
単位数 単位
ナンバリングコード
educ-lang-LING2002-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 9, 10時限
授業形態


* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 余 健(教育学部)

YO,Ken

yeoken@edu.mie-u.ac.jp

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 日本語(方言含む)の母音、子音、アクセント、音節構造等の特徴について、諸言語(韓国語、中国語、英語等)の特徴と比較しながら明らかにする。その際、早口ことばや遊びことばの掛け声等、できる限り身近な例に基づき考え、音声学・音韻論的な知見を教育現場にどのように生かすことが可能か、議論を深める。
学修の目的 ①発声器官の重要性について具体的に説明できる。
②日本語の母音や子音の分類基準について、他言語と比較しながら実感を
 持って説明ができる。
③ローマ字と国際音声字母(IPA)の連続性を理解する。
④音声と文字との関係について理解を深める。
学修の到達目標 ①母音と子音の各3つの分類基準に基づいて、遊びことばを作れるようになる。
②ローマ字と音声記号の共通点と相違点を説明できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 質問・コメントの内容30%、授業への積極的な参加姿勢30%、発表・レポート40%、計100%。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

反転授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎回、授業内容についての疑問点等のリアクションペーパーを提出してもらいます。リアクションペーパーには、コメントを付け次回返却します。リアクションペーパーの疑問点やムードルに提出されたレポートの気になる箇所を次回の授業で取り上げていく形式で、授業を進めて行きます。
教科書 プリントを配布する。
参考書 斎藤純男(2006)『日本語音声学入門【改訂版】』三省堂
オフィスアワー 毎週火曜日12:20-13:00、場所:余研究室(yeoken@edu.mie-u.ac.jp)
受講要件 日本語学概説を受講済みであること。
予め履修が望ましい科目 日本語学概説
発展科目 日本語学関係の講義や演習
その他 演習的な内容を含むため、最大受講者数を30名とします。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 日本語音声学・音韻論、国語教育、日本語教育
Key Word(s) Japanese Phonetics and Phonology
学修内容 1.オリエンテーション・日本語の遊びことばを日本語学的に分析してみよう!
2.発音の仕組み(ビデオ2つ) ・重要な発声器官・IPA
3.無意味語における母音の分類基準 レポート①
4 無意味語における界の言語における日本語の母音の特徴 [UPSID]について
5.無意味語における子音の分類基準・有声音 or 無声音 レポート②
6.無意味語における子音の分類基準・調音法(破裂音・摩擦音・破擦音)、調音点(1)
7.無意味語における子音の分類基準・調音法(はじき音・鼻音)、調音点(2)
8.無意味語における子音の分類基準・調音法(口蓋化音 or 非口蓋化音)  レポート➂
9.無意味語における取り組みのまとめ
10. 有意味語の早口ことばを作ってみよう(まずは各個人で作成・考察)
11. 有意味語の早口ことばのグループ内交流
12.有意味語の早口ことばの発表会(グループ別)レポート④(無意味語と有意味語のまとめ)
13.ザ・ダ・ラ行の混同
14. 四つ仮名の混同(ビデオ)
15.ハ行の変遷         
事前・事後学修の内容 授業内で説明する。
事前学修の時間:    事後学修の時間:

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