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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | ミクロ社会論演習 | |
みくろしゃかいろんえんしゅう | ||
Seminar on Social Interaction | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | HU-CLTR4
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 村上直樹(人文学部) | |
MURAKAMI Naoki | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | ミクロな社会的相互作用の中核には、言語的なコミュニケーションがある。この言語的なコミュニケーションは、一般的には、言語という道具を使用した〈意味〉の交換であると考えられている。しかし、クワインは、単語やそれによって構成される文には、一定の〈意味〉があり、その〈意味〉によって言語はコミュニケーションを可能にしているのだという考え方を否定し、言語的なコミュニケーションに関する新たな見方を提示した。本演習は、「ミクロ社会論特講」でも取り上げるこのクワインの理論、及びクワインと同じ立場に立っているデイヴィドソンの言語的コミュニケーションについての理論を検討しようとするものである。 |
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学修の目的 | 受講院生が、クワインとデイヴィドソンの理論に関する充分な理解を獲得し、それをふまえて、社会的相互作用に関する論文を執筆できるようにする。 |
学修の到達目標 | 受講院生が、クワインとデイヴィドソンの理論に関する充分な理解を獲得し、それに関する自分の見解を展開できるようにする。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 報告50%、期末レポート50% |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 大学院生の要請に応じて改善します。 |
教科書 | Quine,Word and Object,MIT Press. Quine,From a Logical Point of View,Cambridge. Davidson,Inquiries into Truth and Interpretation,Clarendon Press. Davidson,Subjective,Intersubjective,Objective,Clarendon Press. |
参考書 | Davidson,"A Nice Derangement of Epitaphs" |
オフィスアワー | 毎週火曜日12:00~13:00 |
受講要件 | 社会的相互作用や言語的コミュニケーションに関する専門的な知識を前提とした演習なので、登録する前に必ず担当教員に相談すること。 クワイン、デイヴィッドソンの理論に関する基本的な知識、理論的な英語の文章を読みこなす読解力も必要とされる。 |
予め履修が望ましい科目 | ミクロ社会論特講 |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | クワイン、デイヴィドソン、社会的相互作用、言語的コミュニケーション、〈意味〉 |
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Key Word(s) | social interaction |
学修内容 | 第1回:演習の概要説明 第2回~第7回:院生によるQuine,Word and Objectに関する報告 第8回~第13回:院生によるDavidson,Subjective,Intersubjective,Objectiveに関する報告 第14回~第15回:クワイン、デイヴィッドソンの理論から新しい社会的相互作用の理論を構想する |
事前・事後学修の内容 | 下記の文献を読み、理解する。 Quine,Word and Object. Quine,From a Logical Point of View. Davidson,Inquiries into Truth and Interpretation. Davidson,Subjective,Intersubjective,Objective. |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |