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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・全教育コース 学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択 選択推奨科目(土木コース) |
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授業科目名 | 水利施設工学 | |
すいりしせつこうがく | ||
Water Use Facilities Engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envi-3341-011
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
月曜日 5, 6時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 岡島賢治(生物資源学部共生環境学科) | |
OKAJIMA, Kenji | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 農業水利システムにおいて、重要な施設であるダム、頭首工、水路工に関する構造設計の基礎、および土木施工を講義する。 これらの農業水利システムが自然環境の保全・再生に寄与しながら技術を発展させてきた歴史を俯瞰し、地震被災事例と耐震対策、老朽化とその劣化要因および補修工法を概説し、築造から長期経過した現在の我が国の農業水利構造物の現状を解説する。さらに、施工計画と施工管理の概要、施設施工時の環境への配慮について解説する。 |
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学修の目的 | 基本的な土木施工と農業水利施設の設計概念を習得する。また、我が国の農業水利施設の歴史や地震被災や老朽化の問題を認識し、今後の農業水利施設の在り方を考察する力を養う。 |
学修の到達目標 | 土木施工に関する基礎的な知識を身に付け、自然環境の保全・再生に寄与しながら地域住民に水を送り届けるための水利施設の意義を理解し、基本的な設計や地震被災、防災対策を学習することで、社会インフラ施設の重要性とそれを担う使命感を持つことができるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 毎回土木施工に関する小テストを行う。 小テスト20%、レポート課題20%、期末試験60%で評価する(合計が60%以上で合格) レポートは授業内容を踏まえた課題とするため、原則として課題を出した当日出席者のみ評価対象とする。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | レポートでは、生活圏内にある水利施設の発見や現状把握、施設や水路システムの背景などの調査を課し、農業水利施設への関心を促す。 水利技術の発展に関する動画を見ることで技術者となる心構えを育成する。 |
教科書 | 土木施工 実教出版 |
参考書 | 資格試験のための農業農村工学必携 公益社団法人農業農村工学会 |
オフィスアワー | 随時対応する。 okajima@bio.mie-u.ac.jp |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 鉄筋コンクリート工学、建設材料学、構造力学、基礎構造力学 |
発展科目 | 地盤・防災工学 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 農業水利施設,頭首工,水路工、パイプライン、農地内石垣、耐震性能設計、施工管理 |
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Key Word(s) | water facilities, head work, water channel, pipe line, stone wall, seismic capacity, construction control |
学修内容 | 1.近世以前の農業水利施設の技術の発展と気候変動 2.ため池の各部の名称と水辺環境 3.近世初期の農業水利施設の技術の発展 4.関東流・紀州流の利水・治水 5.近代の農業水利施設の技術 6.コンクリートダムの種類と各部の名称と働き 7.フィルダムの種類と各部の名称と働き 8.ダムの基本設計 9.ダム見学 10.頭首工の種類と各部の名称と働き 11.頭首工の基本設計 12.水路系統の概要と構造物の分類 13.水路系統の設計 14.水路の老朽化とコンクリートの劣化要因 15.環境に配慮した施設設計 16.定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 毎回の小テストは、「土木施工」の指定範囲から出題する。 事前学習:「土木施工」の指定範囲を予習しておく必要がある。(3時間) 事後学習:講義内容について参考図書を用いて復習する(1時間) |
事前学修の時間:180分/回 事後学修の時間:60分/回 |