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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 日本文学演習H | |
にほんぶんがくえんしゅう えいち | ||
Seminar in Japanese Literature H | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | humn-cult
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
月曜日 9, 10時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 冨田 和子(非常勤講師) | |
TOMIDA, Kazuko | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 芭蕉作『笈の小文』を読み、芭蕉の句を味わい、人生観や芸術観を読み取る。『笈の小文』は江戸を出立し、尾張・伊賀・伊勢・大和・紀伊を経て、須磨・明石を遊覧した時の紀行。影印をテキストにするが翻刻は存在する。グループを作り分担して、翻刻の確認、語釈と現代語訳を行う。 |
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学修の目的 | 『笈の小文』を正確に解釈し、芭蕉の句を味わい、人生観や芸術観を読み取り、理解を深める。 言葉への関心を深める。 |
学修の到達目標 | 『笈の小文』の読解を通して、近世俳諧の調査に関する基礎的方法を身につける。 言葉への関心を深め、より一層、注意を払うようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 演習での発表70%。期末レポート30%。 |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
グループ学習の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 国文学研究資料館「新日本古典籍総合データベース」を活用し、影印を使用する。 |
参考書 | 『校本芭蕉全集』角川書店・ 日本古典文学大系『芭蕉文集』・『諸注評釈新芭蕉俳句大成』明治書院。 その他、授業内で適宜紹介する。 |
オフィスアワー | 非常勤講師のため人文学部吉丸雄哉先生まで連絡すること。 |
受講要件 | 日本古典文法の知識を有すること。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 | 時代背景のため、現代の人権意識と照らし合わせて、差別的な表現を見る可能性があることを了解したうえで受講のこと。 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=9302 |
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キーワード | 近世文学・俳諧・笈の小文 |
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Key Word(s) | Early modern Japanese literature, HAIKAI, OINOKOBUMI |
学修内容 | 1回 概説 (近世俳諧・紀行文の説明。授業の進め方、 成績評価の方法など) 2回 近世俳諧研究の方法について (基本参考書の紹介、資料の集め方など)・『笈の小文』について 3回 発表資料作成について(翻刻、注釈の検証、現代語訳の仕方) 4回から14回までは、学生分担による発表 15回 まとめ |
事前・事後学修の内容 | 事前学修は、発表担当者以外も作品を読んで、注釈や現代語訳について考える。 図書館やインターネットで調べる。 事後学修:興味をもった事項は積極的に調査する。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |