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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 工学部機械工学科/総合工学科機械工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
工学部機械工学科
選択・必修 選択
学科選択
授業科目名 溶融加工学
ようゆうかこうがく
Technology of Welding and Casting
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-PROC-3
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 1, 2時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 尾崎 仁志(工学研究科機械工学専攻)

OZAKI, Hitoshi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 種々の溶接方法の接合原理に基づき,それぞれの溶接方法の基本的特徴を理解する.溶接の特徴である急速加熱,急速冷却に伴う材料特性の変化を理解し,また,それらの変化を予測する手段を習得する.さらに鋳造法の基本事項を習得し,溶接法との比較において鋳造法の特徴を理解する.
学修の目的 溶接加工および鋳造法に関する概略的な知識が得られ,機械と機械部品の設計に際して,加工方法まで考慮することができるようになる.
学修の到達目標 溶接法および鋳造法の最も基本的事項を習得し,加工方法を含めた機械設計能力を涵養する.金属の溶融・凝固現象に関する知識を習得し,溶融加工の利点と欠点を理解し,加工上の問題に対処する能力を高める.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 個性に輝く技術者となるために、自らの短所を補い、長所を伸ばそうとする意欲と姿勢を持っている。【関心・意欲】【態度】
 社会性・国際性・倫理観:社会的・国際的に広い視野、先見性、倫理観を持つために、科学技術の果たす歴史的・社会的役割を理解している。【態度】
 コミュニケーション能力:自らの考えを日本語や英語で科学的・論理的に説明し、コミュニケーションすることができる。【技能・表現】
 工学基礎:工学の礎となる数学、自然科学、情報技術に関する基礎知識を持っており、これを使って議論できる。【知識・理解】
○機械工学専門:材料と構造、運動と振動、エネルギーと流れ、情報と計測・制御、設計と生産、機械とシステムなどの機械工学の主要専門分野に関する基礎知識を持ち、これを応用することができる。【知識・理解】
 デザイン能力・創造性:社会の要求をとらえたモノづくりのための創造力と設計技術の基礎を修得している。【思考・判断】
 実践的能力:機械の専門分野とともに、産業の環境負荷や生態系への影響、環境と人間に調和する機械の知能化など、環境-人間-機械の関係を総体的にとらえて、科学技術を応用することができる。【思考・判断】
 自主性:地球の将来を見据えて、自ら課題を設定し、計画・実行することができる。【関心・意欲】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 評価は期末試験(100点)により行い,得点/10の小数点以下を四捨五入して6以上を合格とする.ただし,全授業回数の8割以上出席した者を単位認定の対象とする.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 各回の授業の初めに,前回までの内容を簡潔に示し,授業への導入が容易になるように努める.
教科書 特になし.適宜プリントを配布する.
参考書 溶接・接合工学の基礎(溶接学会編,丸善)
鋳造工学(高瀬孝夫訳,アグネ)
オフィスアワー 授業終了後に講義室または機械創成棟4階尾崎教員室(2414室)にて対応.電子メールによる受付は随時可能.
受講要件 特になし.ただし,「機械材料学」の内容を理解していることを前提にして講義する.
予め履修が望ましい科目 材料科学,材料力学,機械材料学及び演習
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 熱加工法,溶接,鋳造,継手強度設計,アーク現象
Key Word(s) Thermal processes, Welding, Casting, Design of joint strength, Arc phenomena
学修内容 第1回 溶接法の概要
第2回 溶接法の分類
第3回 アーク現象
第4回 被覆アーク溶接
第5回 ガスシールドアーク溶接
第6回 抵抗溶接
第7回 ろう接
第8回 溶接部に発生する問題(1) ~溶接欠陥
第9回 溶接部に発生する問題(2) ~低温割れと溶接部の硬化
第10回 溶接材料
第11回 溶接部の設計
第12回 溶接残留応力
第13回 溶接部の検査
第14回 鋳造法の概要
第15回 まとめ
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 講義に先だって講義内容を記したプリントを配布する.参考書などを利用し,プリントの内容の予習に努めることを希望する.
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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