シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2021 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 工学研究科(博士前期課程)物理工学専攻 | |
領域 | 主領域 : E; 副領域 : C, F | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
|
選択・必修 | 選択 |
|
授業科目名 | 凝縮系物理学特論 | |
ぎょうしゅくけいぶつりがくとくろん | ||
Advanced Condensed Matter Physics | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-PHYS-5
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
木曜日 7, 8時限 履修生、教員の都合に合わせて調整します。 |
|
授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 内海裕洋(工学部物理工学専攻) | |
UTSUMI, Yasuhiro | ||
utsumiアットマークphen.mie-u.ac.jp | ||
SDGsの目標 |
|
|
連絡事項 | 授業形態は予定です。変更になる場合もあります。 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | ナノサイエンスのうち、量子回路素子の物理を中心とした、現代的な物性物理学(メゾスコピック系の量子物理)の講義を主題とする。The topic of this lecture is Nano-science, especially the physics of solid-state quantum devices (mesoscopic quantum physics). |
---|---|
学修の目的 | 講義を通じて、メゾスコピック系の量子物理の一端(量子輸送理論、スピントロニクス素子、超電導量子ビットの原理等)を紹介する。またその研究手法の基本を身につける。The aims of this lecture are two-fold: to learn several modern topics in the mesoscopic quantum physics (quantum transport theory, spintronic quantum devices, superconducting quantum bits) and to learn basic theoretical methods to tackle related problems. |
学修の到達目標 | 物性物理学の現代的な理論の基礎を習得することが期待される。After this lecture, students will be able to learn several modern topics of the condensed matter physics. |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | レポート100% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | |
参考書 | |
オフィスアワー | 特に指定しませんが電子メール(utsumiアットマークphen.mie-u.ac.jp)で、あらかじめアポイントメントをとってください. |
受講要件 | 物理数学・解析力学・統計力学・量子力学・電磁気学などの基礎を身につけていることがのぞましい. |
予め履修が望ましい科目 | 物性物理学を履修していることがのぞましい. |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | メゾスコピック系の量子輸送理論、スピントロニクス、超電導量子ビット |
---|---|
Key Word(s) | Mesoscopic quantum transport, Spintronics, Superconducnting qubit |
学修内容 | 第1回~第4回 輸送理論の復習 (1-4: Classical electric and thermo-electric transport theory) 第5回~第10回 第2量子化、グリーン関数と摂動論 (1-10: Second quantization, the Green function and the perturbation theory) 第11回~第12回 線形応答理論とランダウアー公式、スピン輸送 (11-12: Linear response theory, the Landauer formula and spintroic quantum transport theory) 第13回~第15回 超電導量子ビットの基礎理論 (13-15: Physics of superconducting quantum bits) |
事前・事後学修の内容 | 講義の後にレポート課題を出題します |
事前学修の時間: 事後学修の時間:240分/回 |