三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 工学部物理工学科 ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次
選択・必修 選択
選択科目
授業科目名 特別講義Ⅱ
とくべつこうぎに
Topics in Physics Engineering Ⅱ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
EN-COMN-3
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
講義日指定: 8/30(月)・8/31(火)
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 開講場所については,掲示板で確認ください.

担当教員 狩野 幹人(地域イノベーション推進機構),八神 寿徳(地域イノベーション推進機構)

KANOU Mikihito, YAGAMI Hisanori

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 イノベーション(価値形成)の推進および産業競争力の復活・向上が,日本経済・産業の発展に必要不可欠であり,それらにおいて知的財産の重要性が挙げられている.知的財産は,その創出,保護・強化,活用が基本であり,それらをサイクルして継続することが研究・開発あるいは事業の推進において重要となる.したがって,将来,企業や大学において研究・開発を担う人達が知的財産について知識を有することが望まれる.
そこで,知的財産権(特許,意匠,商標など),営業秘密等について平易に解説し,その基礎的知識を習得する.特許,意匠,商標などの取得方法,その活用についても説明し,知的財産の有効利用を習得する.更には,効率的な研究・開発のための特許や商標に関する情報の利用方法についても,演習により学ぶ.
学修の目的 知的財産権の概要を理解するとともに,活用方法,特許や商標に関する情報の収集・利用方法,知的財産権の取得方法を習得することを目的とする.
学修の到達目標 1.特許等の知的財産の意義を理解できる.
2.特許等の知的財産に関する法律の概略が理解できる.
3.特許のあらましや,具体的な書き方について知識を得る.
4.演習を通じて特許検索をおこない,その方法について体験する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 理学としての物理学および工学の根幹である機械・電気電子工学を基盤とした物理工学の基礎となる数理リテラシーを修得している。【汎用的技能】
 物理学、機械・電気電子工学に関する基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
 物理工学に関する諸問題や課題等について論理的に考え、その考えを説明することができる。【理解・思考・判断】
 各種の産業活動に関心を持ち、自らの社会貢献ついて考えることができる。【関心・意欲・態度】
 自らが取り組んだ課題やその解決方法について論理的に纏め、発表できる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 1.7割以上出席した者を評価の対象とする.
2.評価は,レポート(100点満点)で行い,60点以上を合格とする.
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特に指定しない.スライドのレジュメを配布する.
参考書 特に指定しないが,
1.事業戦略と知的財産マネージメント(特許庁発行)
2.産業財産権標準テキスト-総合編-(特許庁発行)
3.産業財産権標準テキスト-特許編-(特許庁発行)
4.産業財産権標準テキスト-意匠編-(特許庁発行)
5.産業財産権標準テキスト-商標編-(特許庁発行)
6.書いてみよう明細書,出してみよう特許出願(特許庁発行)
等が挙げられる.
オフィスアワー 集中講義の2日間の休憩時間に,講義室にて対応する.
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 知的財産権の背景となる工学的な事例としては,「生産システム工学」の授業内で一部紹介がある.
その他 単に教科書での説明でなく,パソコンを使用し,特許電子図書館にアクセスすることで演習により,特許検索を実体験する.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 知的財産権
発明,特許,新規性,進歩性,特許情報,特許出願書類
Key Word(s) Intellectual property, Invention, patent, Novelty, Inventive step, Patent information, Patent application documents
学修内容 集中講義であるため,通常の講義の8回分を以下の内容に分けて講義を行う。
第1回
1.知的財産権の概要
2.発明と特許(特許になる発明,特許権等)
3.特許・営業秘密の活用と管理
4.意匠,その活用と管理

第2回
5.商標,その活用と管理
6.特許情報の検索(特許情報プラットフォームにアクセスし,パソコンにより演習)
7.意匠情報の検索(特許情報プラットフォームにアクセスし,パソコンにより演習)
8.商標情報の検索(特許情報プラットフォームにアクセスし,パソコンにより演習)

以上の授業内容を2日間の集中講義によって行う.具体的なスケジュールについては,掲示にて連絡する.
事前・事後学修の内容 事前・事後の学習にあたっては、特別講義に関する資料・HP等を参照すること。
事前学修の時間:225分/回    事後学修の時間:225分/回

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