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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・森林資源環境学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 森林微生物機能学
しんりんびせいぶつきのうがく
Microbial Diversity & Function in Forest
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2231-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 松田陽介(資源循環学科)

MATSUDA, Yosuke

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 森林生態系に生息する微生物,とくに真菌類(カビ,キノコ)を中心に,それらの形態,分類,生態系における役割,微生物と他の生物との寄生,腐生,共生のメカニズムについて解説し,世界の森林における菌根共生や枯損問題となっている病害について考える.
学修の目的 森林生態系に生息する微生物について,その形態,分類,生態系における役割,微生物と他の生物との寄生,腐生,共生の機構について総合的に理解し,森林動態に関わる微生物の意義を考える.
学修の到達目標 森林生態系の微生物,特に真菌類の機能について理解するとともに,地球環境における物質循環や生物資源の問題点について認識する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験(80%),小テスト(10%),レポート(10%)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 Moodleを使った配布資料,パワーポントを使って解説する.
教科書 とくになし
参考書 森林と菌類(共立出版),森林微生物生態学(朝倉書店),森林生態学(文永堂),菌類の不思議(東海大学出版会),IFO微生物学概論(培風館),土の微生物学(養賢堂)など
オフィスアワー 随時,447号室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
教員免許・各種資格取得に関連した科目(注:必ず入学年度の学習要項で確認して下さい。)
高等学校教諭一種農業

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 森林生態系,細菌類,真菌類,キノコ,菌根,機能的多様性
Key Word(s) forest ecosystem, bacteria, fungi, mushroom, mycorrhiza, functional diversity
学修内容 1.微生物の誕生
2.微生物研究の歴史と進化
3.微生物の形態と分類
4.微生物の生育
5.微生物と植物の関わり合い
6.世界の主要病害
7.日本の主要病害
8.真菌類の分類
9.キノコの形態と分布
10.根内共生菌1(アーバスキュラー菌根菌の分類と機能)
11.根内共生菌2(外生菌根菌の分類)
12.根内共生菌3(外生菌根菌の機能)
13.根内共生菌4(それ以外の菌根菌)
14.葉内内生菌
15.環境耐性菌類
事前・事後学修の内容 事前:Moodleから配布する資料の予習と復習を行う(2時間).
事後:資料の復習を行う(2時間).

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