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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教養教育・教養基盤科目・異文化理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 異文化理解Ⅰ演習(ロシア語)b
いぶんかりかいⅠえんしゅう(ろしあご)b
Foreign Studies I Seminar (Russian) b
単位数 1 単位
ナンバリングコード
libr-fndt-FORS1352-001
開放科目 非開放科目    
分野
開講学期

後期

開講時間 水曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 山路 明日太(非常勤講師)

YAMAJI, Asuta

実務経験のある教員 【教員名】 山路 明日太
【実務経験の内容】北海道警察学校非常勤講師(ロシア語),モスクワ・プーシキン大学での留学,エリツィン記念ウラル連邦大学(エカテリンブルク)での特別講義。
【授業内容との関連性】警察学校において異文化理解の一環としてロシア語の初歩を教えた経験から,実社会においても役立つような観点から語学指導を行うよう努める。ロシアにおける実地生活の経験も生かし,現実のロシア文化・社会やロシア人の国民性に関する知識と経験についても伝える。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 異文化について理解を深めるための糸口として、ロシアの文化と社会について親しむことを目的とする。前期に引きつづき、文法を活用しながら、ロシア語の会話や購読に慣れ親しんでいく。また、プリント・音声・映像資料なども用いながらロシアの社会・文化やロシア人の国民性についても学んでいく。
学修の目的 ロシア文化との関わりを端緒として、異文化にたいする興味関心をふかめ、偏見を払拭するとともに他者に対して開かれた精神を獲得し、他者の視点から自文化をみつめる精神をやしなう。自文化と比較しながら他国の社会文化や異国の国民性を学ぶことをとおして、自国の現状や国際関係についてみずから考える視座を獲得する。前期に引きつづき、ロシア語の習得をとおして、異文化間コミュニケーションの能力もきたえる。
学修の到達目標 ロシアの社会・文化について知り、ロシア人の国民性について理解する。文法の授業で学んだロシア語の知識を定着させ、会話能力を養い、文章を読めるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 平常点30%、小テスト・課題30%、定期試験40%。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 適宜、音声・映像資料なども用いながら、ロシア文化に触れてもらいたいと思います。また、語学練習では学生の積極的な取り組みを促します。
教科書 ミレル他『むかしむかし…初学者向けロシア語28課』(日ソ図書)。
参考書 辞書は自ら選んでもらって構いませんが、木村彰一ほか『ロシア語辞典』(博友社)を推薦します。
オフィスアワー 非常勤のため、連絡方法については初回のガイダンス時に説明します。
受講要件 異文化理解I演習(ロシア語)aを履修済みであること。
予め履修が望ましい科目 異文化理解I基礎(ロシア語)bも合わせて受講すること。
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ロシア、ロシア語、コミュニケーション、異文化理解
Key Word(s) Russia, Russian language, Communication, Cross-cultural understanding
学修内容 1.ガイダンス。ロシア人の宗教観(1)。ロシア正教。語学練習:「…をください」「…を見せてください」「誰の…」、所有代名詞を用いた表現。
2.ロシア人の宗教観(2)。ロシア正教の教会建築。語学練習:「どんな…」、形容詞を用いた表現。
3.ロシア人の宗教観(3)。イコン(聖像画)。語学練習:助動詞を用いた表現。「したい」「できる」「しなければならない」
4ロシア人の仕事観(1)。人気の職業は? 語学練習:助動詞を用いた表現。「…曜日に…する」「なぜ…ですか?」「なぜなら…だからです」。
5.ロシア人の仕事観(2)。仕事に対する意識。ことわざに表れた仕事観。語学練習:復習、「これは誰?」「これは何?」「誰の…?」「どんな」「どのように」などの表現の復習。
6.ロシア人の仕事観(3)。プロフェッショナリズム。語学練習:「…は…を持っています」「…を…する」、対格の表現。
7.ロシア人の食生活(1)。パンの重要性。語学練習:「…が好きだ」「食べる」「飲む」
8.ロシア人の食生活(2)。乳製品。きのこ類。お茶の習慣。語学練習:「すみませんが、…はどこにありますか」
9.ロシア人の食生活(3)。レストラン、カフェ、食堂などの位置付けとコース料理。語学練習:場所の表現。「…に…がある」「…で勉強している」
10.モスクワの都市の成り立ち。語学練習:電話での応対。過去形を用いた表現。
11.ペテルブルグの都市の成り立ち。語学練習:「…を見る」。手紙・メールの書き方。
12.ロシア人の小話・笑い話好きについて。語学練習:「気分が悪い」「私は…が痛い」。未来の表現。
13.ロシア映画について。語学練習:「…には…がない」という表現法。
14.ロシアアニメ(1)。ロシア版「くまのプーさん」。語学練習:「…には…が気に入っている」の表現。数詞。
15.ロシアアニメ(2)。ユーリ・ノルシュテインの作品。語学練習:「これはいくらですか?」
事前・事後学修の内容 語学学習では、復習が最も大切です。毎回出される宿題に取り組むことによって、学習効果が上がります。

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